ヒトカゲと一緒に

ポケモンの構築、単体考察などなど

第57回苺オフ使用パーティ

なんか数か月に一度くらいしか更新してない気がしなくもないが、まあ気にしないw


というわけで苺オフ行ってきました。

結果は予選Aブロック5勝2敗で1位通過、決勝トナメ準決勝で身内のRALPHさん、決勝でココーさんに勝って、なんと優勝しました!

オフ会での優勝はこれが初となります・。・


今回の使用パーティはこちら


バンギラスエアームドラティオスローブシンスイクンラッキー

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
バンギラス 気合の襷 岩雪崩 冷凍パンチ けたぐり 竜の舞 砂おこし
エアームド ゴツゴツメット ドリルくちばし どくどく 挑発 羽休め 頑丈
ラティオス こだわりメガネ 流星群 目覚めるパワー(炎) サイコショック 寝言 浮遊
ローブシン 命の珠 ドレインパンチ マッハパンチ 雷パンチ 冷凍パンチ ちからずく
スイクン カゴの実 熱湯 瞑想 眠る 吠える プレッシャー
ラッキー しんかのきせき ちきゅうなげ タマゴ産み でんじは ステルスロック 自然回復


今回は受けループ系のパーティを使ってみました。
普段は、受けループをメタってパーティを組むことが多いのですが、そんだけ普段メタってるパーティなら逆に自分が使ってしまえば良いのではないかと思ったのが今回受けループ使うことになったきっかけです。元々ハピナスグライオンとかで受け回すの好きですしね^^
 
また、今回のこの構築はこちらのレンツカさんのブログ→http://d.hatena.ne.jp/o500220204/20120820/1345469766
を思いっきり参考にさせていただきました!
レンツカさんのブログを隅々まで読み漁ればより理解が深まるのではないでしょうか・。・
受けループ組みたいけど、どうすればいいの?逆にどうやって対策すればいいの?そんな方は是非、読んでみて下さい(なんとなく宣伝^^)

そんな感じでレンツカさんのブログを読んで3分くらいで並びだけ決めて、後は戦って、微調整して、自分好みにカスタマイズしたのが今回のパーティとなります・。・


以下、個別解説。


バンギラス@ようき

176-186-130-X-120-124


主に対天候対策要員。その他ボルトロス、サンダー等の対電気ポケ、ラティオスなどを見る為の駒。疲弊した相手を全抜きor初手からの特攻もお仕事。
個体はいつも使ってるやつと同じ。
元々はスカーフでの運用予定であったが、作るのめんどくさかったので^^
ラムでは無くて襷を持たせている理由は、後に解説するエアームドで物理ポケを完全に止める構成ではないこと、相手のカイリュー等の詰み技からの全抜き体制阻止が目的。
また、受けループに入るバンギラスはスカーフやラム竜舞型が多いことから、テクニガッサと対面した場合、胞子よりもマッパが選ばれやすいことから、場合によっては強引に居座るプレイングも可能です。但し、勿論胞子を打たれることもあるし、マシンガン飛んでくるかもしれないのであまりオススメはしませんw
ですが、状態異常技に薄い構築でもあるので素直にラム持たせるのも普通にアリです。


技は、個人的にエッジが信用できなくて好きじゃないので、エッジよりは信用できる岩雪崩。怯みワンチャンもあります。それでも時々外れるのはもう仕方ない;;
対ドラゴン用の冷凍パンチ、バンギやヒードランに刺さるけたぐりの3つが一番使いやすいです。全体的にブルンゲルへの打点に乏しいので噛み砕くもアリです。


エアームド@わんぱく

171-100-195-X-90-106

Hを奇数にして、適当にS振って、残りBに回しただけの物理受け流し要因。
最低限準速ラッキー抜きまで振ってついでに無振りのクレセリアドクロッグまで抜けるようにしただけで、正直どこまで振るのが正解かはわからないです。
普通はこの手の型のエアームドには鈍いか鉄壁を搭載するのが一般的ですが、結局ブシン相手には安定するわけでは無いし、鉢巻テラキオンヘラクロスインファイトは後出しでは受けきれないし、ハッサム等はとんぼで逃げるので、使ってる暇を作るのも結構大変です。じゃあいっそのこと両方切ってしまおう^^というのがこの型。別にわざわざ搭載しなくても生半可な物理ポケモンなら普通に止めれるので割と問題ないです。

技は安定のドリルくちばしと羽休め。
どくどくはエアームドに投げて来やすい、スイクンランターンブルンゲルシャンデラ等のめんどくさいポケモンに刺さりやすい技。
挑発と合わせて、対面ならランクルス等の高耐久詰みポケ系や、ヌオーなどの隙間産業系のポケモンを黙らせます。
S振ってない零度スイクンとかは交代タイミングでどくを撒けば、挑発して羽休めしてれば見れなくもないです・。・
ラッキーエアームドの組み合わせもSさえ勝っていれば見ることが出来るのでミラー対策も兼ねています。
構成上、場合によっては特殊ポケも見ることもあるので少しくらいはDにも振りたいところですが、流石にこれ以上Bは下げるわけにはいかないです。
両刀ドラゴンは止めるのであれば基本的には逆鱗を打たせてからになります。後、ローブシンに対しては消耗させて対消滅を狙うくらいで割と問題無いと思ってます。


ラティオス@おくびょう

157-X-100-181-130-177

ガッサ対策&切り込み隊長枠

エアームドと合わせて格闘ポケ全般を見る為に採用。ラッキーやエアームドをクッション代わりにしてラティで敵を一掃するのもお仕事です。
このパーティのエース級の頼れるイケメンポケモン///
とにかく相手の初手ローブシンを誘いやすいので初手に置くことで爆アドがとれることもしばしば。ただし、おいうち持ちのグロスやバンギ等にはだけは要注意。後、安易にブシンに後投げするのも禁物。冷P飛んできた瞬間、負けますw

技は最高威力の流星群、格闘ポケやハピナスラッキーに刺さるサイコショックハッサムナットレイメタグロスへの打点としてめざ炎の3つと催眠対策の寝言の4つで問題無いです。選択肢として、どれかを切って竜の波動にするのも勿論ありです。欲を言えば、なみのりも欲しいですが、どの技が出てもガッサを倒せるのが重要です。
ガッサへの後出しを更に安定させるために耐久へ振ることも考えましたが、パーティ全体のスイクンへの打点を考慮するとCSぶっぱで良かったと思います。


ローブシン@いじっぱり

189-190-131-X-86-92

・A204カイリューの1段階upげきりん耐え
・耐久無振りマルスカイリューを冷凍パンチ+マッパで落とせる
・HBヤドランとエアームドを雷パンチで確2
・ついでによくいるゴツメカバを冷凍パンチでだいたい確2
・Sは無振りエアームド抜き抜き。ついでによくいるSそこそこ振ってるゴツメカバも抜ける。
(ゴツメカバに関しては配分を考えた時から意識していたわけでは無くて、受けループ対策で後出しエアームドを吹き飛ばすために考えた配分がたまたま最近流行ってるゴツメカバにも通用するという副産物です。)

バンギ対策、先制技持ちが欲しかったので採用。バンギローブの並び的にも綺麗^^
バンギムドーの並びや、後出しゴツメカバルドン対策のASローブシン。ついでに欲張って対面でカイリュー撃破も可能にしてあります。
ただし配分を色々と欲張った為にAもSも必要最低限の値にとどめたので、たまにS振ってるエアームドや極振りしてるカバルドンまでは抜けないので過信は禁物です。
それでも殆どの試合でその高めのS設定による初見殺しで数多くのムドーやカバを殴り倒したこのローブシンは今回の間違いなくMVPです。
流石、NNざるやどんにしただけのことはありますw


スイクン@おくびょう

205-X-137-110-135-150

瞑想スイクン等の詰みポケ対策枠。これまたレンツカさんのブログに載ってたスイクンを見るスイクンをパクリましたw
スイクン対策にスイクンを選んだ理由は、その他にラティオスに波乗りを採用しないことからヒードランが重いことと、小さくなるシャンデラへの抵抗を兼ねてHSスイクンにしました。ちなみにB実数値が1低い理由はこの子が元々はめざ飛行個体のものを使いまわしたからですw
耐久ポケモンどうし仲良く瞑想積み合って、急所先に当てた方の勝ちだよ^^って言っておいて一人だけ吠えるで抜け駆けする嫌らしい子です・。・
またトリックグロスまで考慮するとこのパーティで唯一のグロス対策枠でもあります。エアームドだけではトリックがあまりにも危険過ぎます;;
HSなのでB方面は案外脆く、大切に扱うことが重要になってきます。


ラッキー@ずぶとい

325-X-62-X-150-78

最後の〆は受けループの花形ラッキーさん。
S77の個体が多いのでSは78にしました。←(地味にS上げるのはただの趣味です・。・)
もはや多くを語る必要も無いですが、技は地球投げ、タマゴ産みまでは確定。
残りの候補は、でんじは、どくどく、ステルスロックスキルスワップ、身代わり、癒しの鈴、リフレッシュ辺り。
パーティ的に様々な状況を想定すると、ラティオスが重く、全体のSも高くないので、まずでんじはが確定。
残り1枠はまあお好みではありますが、ラム持ちのポケモンがいないことから火傷などの状態異常が気になるのなら癒しの鈴、何か色々と楽しそうなスキルスワップなど試してましたが、あまり使う機会が無かったので素直にステルスロックを持たせました。
サイクル戦での相手へのダメージ蓄積、吠えるスイクンとのシナジー、バンギローブラティの仕事補助を重視しました。(まああんまり使いませんけどねw)



全体の使用感としてはラッキーエアームド辺りをクッションに相手を受け止めるのでは無く、受け流すといった感じで、バンギラスラティオスの攻撃へと繋げて行くような戦い方になります。
また完全には対策しきれていないポケモンも多く、トリックメタグロスや零度スイクンに対して打点が少ないです。そもそも実はカバドリラティの並びに薄いのも悩みの種。
スイクンローブシンの並びで何となくカバドリを牽制しているものの、中身は柔らかいHSスイクンとマッパでドリュウズを仕留めきれない珠ローブシン
パーティの唯一のラティ対策であるバンギラッキーがそもそもカバドリに対して弱く、ラティオスの為だけにどちらか選出するしかないのがこのパーティの大きな弱点です。

それでも勝率自体は悪いわけではなく、なんか知らんけど結構勝てました。
ここ1か月程ずっとこの構成で使ってましたが細かな微調整をしつつ出た主なニコ生の大会成績は、

キツネさんの九尾杯は2回出て、
予選4−2予選落ちと、予選5−1の決勝トナメベスト8
みれーゆさんの大会では準優勝
ざるさんの大会では予選5−1の決勝トナメベスト16


後、ちなみに今回のオフでの選出回数は、全9試合中

バンギラス4回:★★★★
エアームド5回:★★★★★
ラティオス8回:★★★★★★★★
ローブシン4回:★★★★
スイクン 3回:★★★
ラッキー 3回:★★★

見ての通りで、殆どの試合でラティオスを選出しています。周りの取り巻きは相手のパーティ次第となることが多いです。
基本的には一番多い選出パターンはバンギムドーラティでした。ちなみに負けた試合も大体この選出してますがね^^


まあ色々と無理が多めの構築ではありますが、一度くらいオフで使ってみたい想いが強かったので、ラッキー入りの関西らしい(?)構築で有終の美を飾ることが出来て嬉しかったです。最近は、受けループ対策もキツくて、中々活躍させるのも大変なのですが、まだまだKP的にも衰えていないし、結果を残せる構築だと思います。

最後に、苺オフ主催者並びに参加者の皆様お疲れ様でした!
私もこれからも結果を残せるようにより一層、精進していきたいと思います。

簡単な対戦レポも今回は後で書こうかなと思ってます・。・