ヒトカゲと一緒に

ポケモンの構築、単体考察などなど

第3回関西シングルFESTAオフレポ後編

少々更新が遅れましたが決勝トナメ編



★決勝トナメ1回戦vsカラっとさん★


ヌオー、ブルンゲル、ガルーラ(ゲッコウガ、化身ボルトロステラキオン
ライコウスイクンパルシェン


パーティ表を見て一瞬にしてヌオーに目が留まり、瞬間的に絶望した。
今回の構築ではヌオーはほぼ切っているため、非常に重い。その上、お相手はイケメンである。
まず間違いなく手強いだろう・。・
(独断と偏見ではあるが個人的経験と観測から、イケメンの方と字の綺麗な方は特に手強い人が多いと勝手に思っている。)

とにかく、うちのパーティでヌオーに勝つ為にはスイクンの零度かパルシェンで怯ませるしか無い。
故にほぼ強制的にこの2匹の選出が決定。スイクンの通りが良いことはせめてもの救いである。残りはボルトロスのケアと壁を張ることで試行回数を稼ぎたいのでライコウ
ゲッコウガに対してやや不安の残る選出ではあるが、選出されるかどうかわからないゲッコウガよりも100%選出されるであろうヌオーに重点を置いた。

先発ライコウvsヌオー。
初手から出されるのは少々意外だったが、確実に両壁を張れるであろう相手という点ではむしろおいしい展開とも言える。リフレクターを張ると、どくどくを撃たれる。どくどく持ってるのは想定外で非常にまずい。光の壁を張ると相手はのろい。もう一回のろいを撃ってきたのでライコウで吠えて流し、ブルンゲル登場。相手の積み展開を許さない吠えるライコウが有効に働く。ここはまず間違いなくヌオーにバックして壁ターンの消耗を図るだろうと思い、ヌオーバックにスイクンを合わせる。
零度を2,3回撃てば当たるだろうと信じて、絶対零度。なんと1発命中。これで本日4連続である。
ホントにどうしてしまったんだろう…
最大の脅威が去り、ガルーラの登場。ねこだましを喰らうがスイクンはビクともしない。寧ろゴツメダメージの方が遥かに大きい。岩雪崩を2回喰らうが怯むことも無く、波乗り2回でガルーラ突破。壁を張ったスイクンの堅さはまさに要塞と化している。ラストブルンゲルにもなんと絶対零度を1発で当て、スイクン3タテ達成して勝ち。


やはり今日は持ってる何かが違うのだろうか?
そう思い、トナメ表で次の対戦相手を見るとそこに書かれていたVLFの文字に絶望した・・・




★決勝トナメ2回戦vsVLFさん★

霊獣ランドロスバンギラスクレセリアクチートファイアローヌメルゴン
パルシェンギルガルドスイクン


ここにきて、最も苦手なベスト8戦でお相手は主催者のVLFことvanさん。
最近のオフでは非常に良い成績を収められている難敵である。
恐らくは”彼の”構築が原案となっているであろう並び。どう切り崩していくかじっくりと長考させてもらった。あらゆるパターンを想定して幾通りも試合展開をシュミレートしていったが、10分くらい経った頃だろうか。少々疲れてきた^−;会場が非常に暑かったので扇子をパタパタさせて違う意味で選出圧力をかけていくプレイング。vanさんに「この人はいったいどこまで深く読んでいるんだ…」とか言われました^−;
これが長考派の私の本来の戦闘スタイルである。レートとかは囲碁で例えるなら早碁のようなもの。オフはさながらタイトル戦といった所でしょうか。

長考の末、相手の初手は十中八九ランドロス、後発はメガバンギorメガクチート、ラス1は恐らくクレセリアという結論に。スイクンが刺さっているのでライコウで壁貼って強引にスイクンで崩していくことも考えたが、さすがに3匹相手には厳しいものがある。となると攻撃の手が足りなさそうな感じだったので、初手はランドロスピンポイントで強気にパルシェン、後発にクレセリアのトリル展開を誤魔化す為にギルガルドスイクン

この間、当のvanさんはどうやらツイッターしてた模様・。・お待たせいたしました…
そしてこの時、それまでvanさんに構築を託し応援をしていたであろうふぇるみおんくんが手のひらくるりして私の隣に座って観戦していた。相手の応援するんかいって感じでこれにはちょっと笑ったw
このことが勝負に影響するのか?果たして…


初手はパルシェンvs霊獣ランドロス。読み通りの展開。威嚇が入るのは嫌だがこればかりは仕方が無い。vanさんはしてやられたといった感じの様子だったので後発は恐らくバンギクレセだと予想。
裏にクチートがいるならば初手パルシェンはそれほど恐れることも無いのでまあそうゆうことだろう。

van「初手パルシェンとか絶対、襷かスカーフやん」

クチートいないっぽかったので殻を破ると相手はNN「のんだくれ」のバンギラスにチェンジ。
バンギラスメガバンギラスにクラスチェンジするとパルシェンつららばり

ゼフロス「怯め怯め怯め・・・(悪魔の囁き)」
van「まさか・・・」


バンギラスはひるんで動けなかった。


ギャラリーに見守られながらバンギラスは怯んだ。HPはちょうど半分減った。十分に射程圏内である。一気に勝負の流れが傾いた。


vanさんは泣く泣くバンギラスを戻し、ランドロスで威嚇を入れ、つららでランドロスを倒す。
これでAは元の状態に戻る。

再びバンギラス登場。

パルシェンつららばり


バンギラスはひるんで動けなかった。再びギャラリーが沸く。


バンギラスクレセリアにチェンジ。つららばりがそれなりに入る。耐久にはそこまで割いていない模様。つららばり撃つとオボンで回復し、こんどは動いてトリックルームからの三日月の舞。バンギラス体力全快。流石にこの状況でエッジ以外の技は撃ってこないだろうからトリルをおいしく頂く為にもギルガルドにチェンジ。
そして止めと言わんばかりにエッジを避ける。もう笑うしかない。
そして最後は聖なる剣で耐久に多少振っていたらしいバンギラスを中乱数で仕留めて勝利。


結局vanさんの攻撃は1度たりとも被弾することは無かった。(バンギの砂ダメ以外は)
思い返せば、ふぇるみおんくんがこちら側に寝返った(?)時から既に勝敗は決していたのかもしれない…

その後、vanさんの謎の小学生クレセリア構成の話題で盛り上がるw


なんだかんだ鬼門のベスト8を通過。せっかくここまで来たんだから優勝目指して絶対勝ちたい。そして次のお相手は…



★セミファイナルvsぼんさいさん★


テラキオンドーブル、サンダー(バシャーモスイクンエルフーン
ギルガルドライコウカイリュー


お相手はこれまた最近オフでよく当たるぼんさいさん。
奇しくもお互いライコウブロック1位vsサンダーブロック1位でそれぞれライコウ、サンダーを擁しての対決となった。
そしてパーティ表を見て異変に気付く…


・・・あれ?この構築ブログで見たぞ^−;
(確かジオコンバトンするやつだ・。・)

というわけで大体の構成を把握したうえでの準決勝戦となった。(スイクンの型だけ忘れてたけど…)
初手で来る可能性の強いテラキオンドーブルの胞子対策、エルフーンへの打点から初手はギルガルド
後発はサンダーとスイクン、テラキにステロ撒かれても壁で誤魔化す為にライコウ、対バシャーモカイリューとした。
(これでブログと構成が全然違っていたらイケメンなんて二度と信用しないw)

初手はギルガルドvsテラキオン想定通りの対面である。
アイヘ撃つと襷が発動し、ステロを撒かれる。裏にカイリューが控えているので正直ステロ喰らうのは嫌だったけどこればかりは仕方が無い。
影撃ちを撃つと素直にテラキオンが落ちる。死に出しドーブル
相手からすればラムかゴーグルの可能性の強いギルガルドに対して胞子は撃ちたくないけど撃つしかないような局面である。想定通り胞子をラムで回復し、聖なる剣でドーブルを倒す。
ラストはサンダー。最早ギルガルドは十分役目を果たしたが、一応まだとっておこうと思い、ライコウにチェンジ。熱風を喰らう。
とりあえず絶望の光の壁を張ると、サンダーは熱風連打。そして放電と熱風の応酬が続く。ライコウvsサンダー準伝電気タイプの一進一退の攻防である。
そしてこの準伝バトルはサンダーが意地を見せ、熱風火傷を引きライコウが落ちる。
しかし、既にカイリューの神速圏内であった…

というわけで最後はカイリューの神速でサンダー突破して勝ち。しかしライコウサンダー対決では負けてしまった^−;

そして遂に決勝戦である・。・


★ファイナルバトルvsゴウさん★

リザードンマリルリハッサムバンギラスグライオン、化身ボルトロス
ライコウバシャーモカイリュー


決勝のお相手はゴウさん。なんと前回のシングルFESTAの決勝トナメ1回戦で対戦した相手である・。・
前回は鉢巻ガブリアスでメガサナ、ガブナットを吹き飛ばして勝利したが、今回は果たして…

と、その前に会場では3位決定戦が行われており、スクリーンでは見事にジオコンバトンが決まりぼんさいさんが3位入賞を果たした。
その裏で、決勝進出者は既に見せ合いシートを交換しており、3決してる間に選出考えておいて下さい(大会をスムーズに進行するため)といった感じであった。

相手のパーティを見た瞬間、グライオンの文字が真っ先に目に留まりちょっとブルーな気持ちになるが、10秒ほどで思考が変わる。

パルシェン居るし、来ないでしょ^^」

そう考えるとライコウバシャが非常に投げやすいし、今回の構築のメインでもあるので決勝戦で是非お披露目したい。ラストはXかYか分からない(一応、8割Xだろうと予想してはいるが)リザードンのケア、ついでにボルトロスも見たいのでカイリューとした。万が一グライオンが来たらどうにかバシャかカイリューで抜いて行けるように場を整えたい所。
本当はパルシェンも出したいところだが、グライオン以外に破れる相手が存在せず、お互いにパルグライ選出は高いリスクを伴うだろうと判断した。
割と出したい奴が出せそうだったので、選出自体は1分で決まった。
選出決めた後は3決見ながらひたすら

グライオン来るな!グライオン来るな!グライオン来るな!」

と心の中で念仏を唱えていたww


そして決勝戦開始。
(またしてもベスト8戦同様にふぇるみおんくんに隣の席で見守られながら(意味深))

初手はライコウvsリザードン。もしこれがXで、竜の舞された時点で既に負け確なのでリフレクター一択。Yならば居座りたくはないだろう。
すると相手はXにメガシンカしてニトロチャージ。どうやら鬼火羽休め型の模様。
吠えて流してしまおうか少し悩んだが、バシャーモで起点に出来そうだと判断し、放電で麻痺を狙う。すると再びニトロチャージ
鬼火とか時間稼ぎされても嫌だなとか思いつつ、ここでバシャに変えるかとか愚行が一瞬、脳裏によぎるが思いとどまり、放電で初志貫徹するとドラクロ急所でライコウが落ちる。

ヤバイ…と一瞬思ったが、よくよく考えれば壁のターンを十分に残したままライコウが退場出来たので、むしろ好都合といえる。
そして同時にさっきまで色々考えてた迷いが消える。もう後はバシャカイリューにまかせるのみである・。・

死に出しバシャーモ出陣。

剣舞するとドラクロで削られる。もう1回ドラクロを喰らい、飛び膝蹴りでリザードン突破。後発バシャを見据えてニトロチャージ2回撃ってくる辺りが手強いと感じた局面であった。
死に出しマリルリ登場。この時点でバシャーモの残りHPは71。壁状態でのA112力持ちマリルリのアクジェの被弾ダメージは大体50〜60なので強化アイテムとか持って無い限り確定で耐えるラインである。意気揚々とこうゆう対面の為だけに採用した雷パンチを放つと、アクジェも撃たれず無償でマリルリを突破。今大会初めて撃った雷パンチは(しかも決勝戦で)めっちゃ気持ちいい。(いえーいレイクさん見てる?積もってもらったバシャ活躍したよ!尚、肝心のレイクさんはこの放送を見てなかった模様^−:)
ラストはハッサム。バレパン喰らうがビクともせず、フレアドライブハッサム倒して勝ち。

後で話を伺った所、マリルリは草食型でアクジェは無かったそうです。先にハッサムを出してフレドラの反動でバシャ処理してからマリルリ投げれば良かったとの感想を頂きました。
まあそうなったらそうなったで弱点保険カイリュー爆誕してたと思われるのでそれでもたぶん何とかなりました…
もしマリルリが強化アイテム持ちorハッサムが鉢巻+マリルリが普通の型だったらたぶん負けてましたけどね^−;

というわけで優勝しました!・。・!

改めて見てみると明らかに運良すぎなだけだろ^−;
って思わなくもないですが、やっぱり勝つときって何か持ってるものが違うんだなと実感させられました。
たぶん暫くはもうこんな勝ち運には恵まれないでしょうけど…


その後は2次会にそれぞれ分かれて参加。

私はひとみゴウくんやぼんさいさんら7人と参加。
どこの店だったかは忘れたが、さあこれからマルチしようぜ!ってなって、せっかくパーティ組んだのに

「退室の時間となりましたので退室して下さい」

とか空気の読めないこと言ってきた店員の顔を私は決して忘れない・。・
結局マルチ出来なかったことだけは悔やまれる。


その後はふぇるみおんくんらと合流し、人数が多いので3部屋に分かれて3次会カラオケオールしてから帰りました。
合流時にvanさんは何があったのか、道端に寝っ転がったり死んでましたが、帰るときにはピンピンしてました。
後、隣の部屋では終始皆さん騒いでいたらしく非常にカオス空間でした。「若いな」と思いました(こなみかん
なんとなく3時過ぎてからくらいの記憶があんまり無いです^−;

家に帰ってからはずっと寝てましたzzz

とまあこんな感じでとっても楽しい一日でした^^


こんな感じでオフレポおしまい。

ここまで読んで下さった方がいるかはわかりませんが、お疲れ様でした。

最後に改めまして、運営の皆様、参加者の皆様ありがとうございました。またの開催楽しみに待っています・。・