ヒトカゲと一緒に

ポケモンの構築、単体考察などなど

第4回関西シングルフェスタ使用構築〜ラティバシャガルーラ〜

こんにちは・。・

またまた関西シングルフェスタに参加してきました。

結果は予選5-4で予選落ち。

運に恵まれずにイマイチ勝ちきれない試合もありましたが、一応頑張って組んだ構築なので記事に残しておきます。

ラティオスバシャーモメガガルーラ
ランドロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)スイクン

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
ラティオス 光の粘土 サイコキネシス 電磁波 リフレクター 光の壁 浮遊
バシャーモ オボンの実 フレアドライブ ビルドアップ 身代わり バトンタッチ 加速
ガルーラ ガルーラナイト 恩返し 地震 岩雪崩 身代わり 肝っ玉→親子愛
霊獣ランドロス 突撃チョッキ 地震 ストーンエッジ 叩き落とす 地割れ 威嚇
霊獣ボルトロス 命の珠 10万ボルト めざめるパワー(氷) 草結び 悪巧み 蓄電
スイクン ゴツゴツメット 波乗り 冷凍ビーム 絶対零度 追い風 プレッシャー

今回は壁構築第2弾。
これまで私が一度も使ったことの無かったビルドバトンバシャが使いたくて組んだ構築。壁展開役にはバシャーモと補完の良いラティオス、バトン先は問答無用でガルーラが決定。バトン展開で勝てない構築やポケモンに対して、残りで穴埋めする形で残り3枠を決めた。見た目は完全に種族値の暴力^−;

以下個別解説。


ラティオス

ラティオス@光の粘土
187(252)-X-100-150-131(4)-178(252)/臆病
サイキネ、電磁波、リフ、光の壁

・C155珠ゲッコウガの冷凍ビーム確定耐え
・C222メガゲンガーシャドーボール確定耐え

壁展開要因。
前回はライコウバシャを使用しましたが、スカーフガブリアスランドロス地震されるだけでバシャバトンが成立しなくなるので今回の構築では浮いてるラティオスでの採用。それでもスカーフ逆鱗が一貫してしまいますが、一応後述するバシャーモに最低限の対策を仕込んでいます。
技は両壁と重めのフシギバナに対する打点となるサイコキネシスを採用。ドラゴン技はフェアリーというかマリルリに効かない為NG。ポンポコされただけで終わります。

最後の枠には電磁波を採用。これが強かった。
吠えるとかでもいいのですが、電磁波が無いと初手ゲンガーやゲッコウガが辛くなってしまう。
逆に電磁波さえ入れてしまえば最低でも壁片方は貼れるし、後続で簡単に処理できるようになる。
(ちなみにオフでは初手ゲッコウガの冷凍ビームで凍りました…)
他にも高耐久ポケモン等にも麻痺をばら撒ければガルーラの岩雪崩のサポートにも使える。
竜の舞メガバンギラスの起点を最低限防げるなどいいことずくしでした。

初手ゲンガーに対する回答を持たせられたので放電吠えるライコウ以上に使い易い構成だと思います。
ちなみにレートで当たる初手ゲンガーは個人的体感では9割以上初手ラティオスに対して居座ってきます。そのうちの8割がメガシンカし、守るを持っているゲンガーはその中でも2割程度です。そんなに同速勝つ自信あるんですかね^−;面白いように電磁波が刺さりました・。・


バシャーモ

バシャーモ@オボンの実
187(252)-141(4)-99(68)-X-91(4)-135(180)/陽気
フレドラ、ビルド、身代わり、バトン

ラティオスが呼ぶバンギラスハッサムギルガルド辺りに対して強く(あくまで見た目で)壁を貼って強引に起点にしていくビルドバトンバシャ。軽めのメガバシャ偽装でもある。
弱点保険では安定性に欠ける為、試行回数と耐久力の底上げの為オボンの実を持たせた。
これによりスカーフガブリアスに逆鱗されてラティオスが突破されても、バシャーモ死に出しからの逆鱗→オボン発動→身代わり→ビルドアップ→バトンタッチの流れで最低限AB1upS2up状態でガルーラに繋げられる。
ファイアローは挑発等を考慮するとバトン展開出来るか若干怪しいが、マリルリ程度なら壁貼っていればビルドアップで十分に起点に出来る。
攻撃技はハッサムギルガルドゲンガーボルトロス辺りに対する打点が欲しかったのでフレアドライブを採用。ファイアローが憎いのでストーンエッジか岩雪崩も選択肢。とび膝蹴りが欲しいと思う場面はあまり無かった。
調整はSをキノガッサ抜きを確保し、Hぶっぱで耐久を伸ばし、余りをBに振って少しでも堅くした。
ただ、残りをAにぶっぱすることでH振りのメガゲンガーが1upフレドラで中乱数で落ちる為、Aに振った方が良かったかもしれない。
耐久は前回のメガバシャーモと似たようなものなので同じような感覚で使っていけた。


メガガルーラ

ガルーラ@ガルーラナイト
181(4)-194(252)-120-X-120-152(252)/意地っ張り
恩返し、地震、雪崩、身代わり


バトン先としてこれ以上に強いポケモンはいないメガガルーラ
今更多くを語る必要も無いだろう^−;
一致技の恩返し、バンギラスギルガルド等への地震、浮いてる奴と確定圏内に入っていない奴に撃つ岩雪崩、最後に状態異常避けの身代わりというテンプレ構成で特に不自由することは無かった。
どうしても例えばオーロットなど一部の憎いポケモンが入れば身代わり枠は特定のポケモンに対するメタを仕込んでも良いとは思う。
バトン選出しないときもよく選出することになりやすいので配分は小細工せずにASぶっぱ。


ランドロス(霊獣)

霊獣ランドロス@突撃チョッキ
165(4)-186(164)-111(4)-X-111(84)-157(252)/陽気
地震、エッジ、叩き落とす、地割れ

・C167眼鏡ライコウのめざ氷確定耐え
・C177珠ボルトロスのめざ氷確定耐え

バトンパの障害となる化身ボルトロス、吠えるライコウに対する抵抗となる霊獣ランドロス
これらを潰すだけならスカーフが手っ取り早いのだが、突撃チョッキにした理由は主に以下の通り。

・パーティ全体として特殊フェアリーが一貫しており、ニンフィアサーナイト等と撃ち合いたい。
・後述する追い風スイクンと合わせてバンギランドルカアロー構築に対するメタ。
・電磁波と格闘技に対する耐性からガルーラに代わるバトン先の候補に場合によってはなり得るので拘りたくない。

これらの理由から上をとるのではなく1発耐え忍んで反撃するスタイルをとった。
メインウェポンの地震、耐久無振りのボルトロスを落とす為とバトン先候補として火力重視でストーンエッジクレセリアへの打点と範囲を広げる為、叩き落とす。H227B189クレセリアはA2UP叩き落とす2発で落とせる。最後に地雷要素ではあるがバトンパが止まってしまう天然ピクシーやヌオーへのメタとして地割れを採用。
尚、ピクシーとは1回も遭遇しなかった模様・。・


ボルトロス(霊獣)

霊獣ボルトロス@命の珠
155(4)-X-90-197(252)-100-168(252)/臆病
10万、めざ氷、草結び、悪巧み

壁状態での特殊アタッカーが欲しかったので、マリルリスイクン等の打点となる霊獣ボルトロスを採用。相手の化身ボルトロスへのささやかな抵抗ともなる。技は本来なら気合玉を採用したいが、ラグラージやヌオーへの打点が全く無いので草結びとした。また、カバルドンも出来れば1発で落としたいので警戒されてても採用したかった。

ここは割と思考停止と自分の壁展開構築の好みからガンガン攻めていける霊獣ボルトを採用したが、相手のクレセリア等のトリル展開が予想以上に面倒だった為、挑発で妨害出来る化身ボルトロスの方が良かったかもしれない。


スイクン

スイクンゴツゴツメット
205(236)-X-156(52)-134(188)-136(4)-98(28)/呑気
波乗り、冷凍ビーム、絶対零度、追い風

・A204珠カイリューの1舞逆鱗耐え
・A194メガガルーラの猫捨身耐え
・A200ガブリアスの逆鱗高乱数2耐え

いつもの零度スイクン
当初は壁と相性が良く、ドラゴンを起点に出来るラムマリルリを採用していたが、ヌオーやピクシーへの重さと憎しみ、より強いファイアロー耐性の欲しさ、ビルドバトン選出出来ないときのガルーラの重さ、流行りのバンギランドルカアローへの更なる明確な回答の欲しさ等を考慮して、結局また零度スイクンに頼ることにした。6世代で最も信頼しているポケモンかもしれないw
尚、ピクシーとは…(以下略

バンギランドルカアローには壁ラティ+追い風スイクン+ランドロスの組み合わせで互角以上に渡り合えると思われる。ガルーラへのダメージ量とメガルカリオを2発で落とせるので熱湯では無く波乗り。(この数値で熱湯では乱数でしか落ちない)
ちなみに当てる自信があるならばハイドロポンプの方が強い。その場合はA146ファイアローの鉢巻ブレバ2耐えまで耐久を伸ばした方がよさそうに思う。私はハイドロポンプは当たる気がしないので不採用です^^
でもハイドロポンプを当てる自信は無いのに絶対零度当てる自信があるのは何でだろう・。・



★選出回数(全9試合)

ラティオス:★★★★★★★★(8/9)
バシャーモ:★★★★★ (5/9)
ガルーラ :★★★★★★★★ (8/9)
霊獣ランド:★★ (2/9)
霊獣ボルト: (0/9)
スイクン :★★★★ (4/9)


★総評

オフではファイアローにもマリルリにも殆ど当たらず、割とビルドバトンやりたい放題だったので選出の偏りが表れている。ラティオスは出した全ての試合で初手から出している。基本選出がそもそも圧倒的に強いのでこれはこれでいいのだが、壁構築の宿命ではあるが、どうしても急所被弾等の不慮の事故に見舞われることはあるのがやはりネック。ビルドアップを複数回積み、バトンタッチをする展開を考慮すれば通常の壁構築よりも事故率は僅かに上がるためこればかりはしょうがない。
霊獣ボルトロスの選出が0なのはまあ仮想敵に当たらなかったからだが、レートとかではそれなりに出す機会も多いように思う。

この構築で重いのはトリル構築(特に眼鏡ニンフィア入り)、化身ボルトロスエルフーンメタモン、襷キノガッサファイアローレパルダス辺りでしょうか。後は不意の吠える持ちや、急所被弾(笑)この2つはどうしようもないので不慮の事故として処理します。本来ならヌオーとピクシーも重いけど対策をしまくったせいでここは全然怖くないですw
ファイアローは挑発、鬼火、剣舞、フレドラ、鉢巻等を考慮すればどれだけ対策してもいるだけで辛い。
後は絶対零度や岩雪崩などの不確定要素に依存している節があるのでその辺りが欠陥といえば欠陥なのかもしれないといったところです。催眠対策を殆どしていないところも改善点でしょうか。
一応、襷ガッサはガルーラで殴るかリフレクター貼ればバシャーモの身代わりで大体の攻撃は耐えれるので何とかなる。あくびループは抜ける手段が無いのでハマる前に殴り倒すしかない。

ざっと使ってみた感想としてはこのあたりとなります。


最後に、関西シングルフェスタ主催の皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。
また機会があれば参加したいと思います^^