真皇杯関西予選1使用構築〜トリルメガハガネール〜
こんにちは。
今回はここ1ヶ月程使っていた構築紹介となります。
環境上位ポケモンにまあまあ刺さってるメガハガネールを使ってみたくて組んだ構築。
主なハガネールを使用した戦績は、
かわオフ 予選6-2か5-3くらい予選抜け 決勝トナメ1落ち
関西予選1 予選5-4(3位から繰り上がり抜け) 決勝トナメ1落ち
シーズン3 レート2000そこそこ
シーズン4 レート1960程まで(途中経過)
(構築内容はそれぞれ、色々変わっているが、メイン軸は全部同じ。)
ポケモン | 性格 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハガネール | 勇敢 | ハガネールナイト | 地震 | ジャイロボール | 鈍い | 身代わり | 頑丈→砂の力 |
ミミッキュ | 意地っ張り | フェアリーZ | じゃれつく | 影うち | トリックルーム | 呪い | 化けの皮 |
リザードン | 意地っ張り | リザードナイトX | 逆鱗 | フレアドライブ | ニトロチャージ | 剣の舞 | 猛火→硬い爪 |
キノガッサ | 陽気 | 気合の襷 | マッハパンチ | 種マシンガン | 岩石封じ | キノコの胞子 | テクニシャン |
アシレーヌ | 控えめ | 突撃チョッキ | 泡沫のアリア | ムーンフォース | 目覚めるパワー(炎) | アクアジェット | 激流 |
霊獣ボルトロス | 控えめ | 電気Z | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 悪巧み | 高速移動 | 蓄電 |
メガハガネールを軸にトリル展開役としてミミッキュを採用。
メガハガネールの技が通りにくいポケモン(テッカグヤなど)が複数いる場合には活躍が見込めないので、代わりのメガ枠としてリザードンを採用。
残り3枠に総じて対面性能の高いポケモンを中心にセレクトしていった。
〜以下、個別紹介。〜
181(244)-187(196)-259(68)-X-115-31/勇敢(S個体値0)
地震、ジャイロ、鈍い、身代わり
・鈍い1回でA132カバルドンの地震を身代わりが15/16で壊れない。
ミミッキュ、コケコ、テテフなどに強く、強力な物理耐久を誇るメガ枠。
トリル状態で大暴れしてもらう。
ミミッキュの影響か全体的にSラインが高めな傾向にあるので、鈍いと合わせて威力150を狙いやすいジャイロボールを採用。
これは感覚的には鈍いで火力を上げた状態で威力150のZ技を連打出来るようなものなので、想像以上に火力はあった。
最後に採用している身代わりはトリルターン以内に相手全部倒しきれない場合などに身代わりを残すように立ち回れば、トリルターンが切れても相手を突破したり、トリル砂嵐状態でカバルドンの欠伸を身代わりで防ぎ、鈍いをすることで起点に出来たり、火力は低いが耐久の高いナットレイ等相手するときは特に残しやすいのであると何かと便利な技だった。
ミミッキュの呪いと合わせて、倒せない相手を削るという荒業も出来る。
その他の技候補は、岩技ならばロックブラスト、欠伸や催眠術に抗える寝言などが鈍い型だと強かった。
★ミミッキュ@フェアリーZ★
157(212)-138(124)-122(172)-X-125-116/意地っ張り
じゃれつく、影うち、トリル、呪い
・ZじゃれつくでB150メガボーマンダに182〜216ダメージ
・影うちで135-101メガゲンガーに66〜78ダメージ(12/16で68ダメージ以上)
・A182メガリザードンXのフレアドライブ確定耐え(〜156ダメージ)
(A197メガボーマンダの捨て身タックルも同上)
上記の調整の通り、最低限の火力と耐久をなるべく両立させようとした結果こうなった。
相手のメガゲンガーに対して影うち2発で縛れないのは余りにも弱いので、CSメガゲンガーならば2発で倒せるラインまでAを上げた。
通常のミミッキュなら耐えない、フレドラや捨て身クラスの高火力技も耐えて、トリルで切り返し他のポケモンに繋ぐ中継地点的な存在で基本的には2匹目に出す。
呪いは退場技、高耐久ポケモンを削る技として優秀なので今回の構築では必須枠。
フェアリーZは単純に無効タイプが無く、火力が高いので採用。
167(108)-189(172)-131-X-105-149(228)/意地っ張り
逆鱗、フレドラ、ニトチャ、剣舞
ハガネールの通りの悪い時に出すメガ枠。
低速帯のポケモンを迅速に処理出来るよう剣舞型での採用。
B211ドヒドイデが流行っているらしいのでちょうど倒せるように火力調整を施したが、オフ当日はことごとく耐えられたので普通にASに振り切ればよかった。
初手にステロ撒きをよく呼ぶので、勝手にステロを撒く1ターンを消費してくれてその間にステロ撒きを撃破し数的有利に持っていきやすいので、鈍いハガネールとは隠れたシナジーがあったりする。
★キノガッサ@気合の襷★
135-182(252)-101(4)-X-80-134(252)/陽気
マッパ、種ガン、岩石封じ、胞子
無難に強く高い対面性能を持つため採用。
幅広く相手に出来て、相手を1体撃破もしくは最低限ミミッキュの圏内に入れるよう削るのが主なお仕事。
岩石封じやキノコの胞子があるので、いるだけで相手の行動を制限させられる。
それほど書くことはない。
★アシレーヌ@突撃チョッキ★
179(188)-85(4)-107(100)-188(196)-136-83(20)/控えめ
アリア、ムンフォ、めざ炎、アクジェ
・C200テテフのフィールドサイキネ2耐え
・C222メガガンガーのヘドロ爆弾で12/16で激流が発動する。
・A197メガボーマンダの捨て身タックル確定耐え
端数をDに振ってしまうと耐久ラインがずれてC222メガゲンガーのヘドロ爆弾で激流が発動しない可能性が上がるので振らない方がよい。
これまた幅広く相手にしてもらうように採用。
ハガネールが出せないときにテテフが重いのでチョッキで抵抗出来るようにした。
フシギバナやモロバレルが重く、ドヒドイデは個人的に嫌いなので、アクアジェットよりもこの構築ではサイコキネシスを採用すればよかったと反省。
★霊獣ボルトロス@デンキZ★
非理想個体しか持っていないため配分割愛/控えめ推奨。オフ当日及びレートでは仕方なく臆病で採用。
10万、めざ氷、悪巧み、高速移動
最後に受け系統の構築、リザードンがスカーフ地面等で倒された時の切り返し役として採用。
上から制圧したいとき用に高速移動。
耐久崩しに悪巧みを両採用した。
ガッサ、ミミッキュ、アシレーヌが居るからか、相手のコケコをめちゃくちゃ誘うので起点にしかならなかった。
〜選出やら立ち回り〜
基本選出。
初手は3枠からどれか1匹最も刺さっているものを選ぶ。
大体はアシレーヌが多い。
相手にキノガッサが居た場合はキノガッサ推奨。(8割方初手から飛んでくる)
初手のポケモンで1体倒すもしくは次のミミッキュの圏内に入れる。ミミッキュで相手の2匹目に対してトリルと呪いで削って退場。
最後にハガネールで制圧が最も理想の流れ。ハガネールミミッキュvs相手残り2体の流れを作り出すと勝てる試合が多い。
ハガネールが出せない時(簡単に止まるポケモンが多いとき)は残り5匹から好きに出す。
特にテッカグヤ、スイクン、グライオン等が居る場合は出せないので、リザードンの出番。
あと、立ち回りに関しての注意点というかルールみたいなものがあって、
基本的には対面処理して数的有利を常に狙っていくような戦い方をするように組んでいるので、
極力ポケモン交代をせずに不利対面でも削りを優先すること。
不利対面時についつい交代してしまいたくなるが、よほど安全な場合でない限り裏目に出る。
変な欲がでてしまうとどうしても立ち回りがブレてしまうので、初志貫徹することを意識すれば、体感で勝率が安定した。
辛い相手としてはフシギバナ入り、モロバレル入り。催眠ゲンガー。初手のガルーラ。カプ・テテフというかサイコフィールド。(ミミッキュの影うちがこの構築ではかなり重要)
絶対勝てないという程でも無いが、居ると苦戦します。
今回は以上となります。
鈍いハガネール軸としては個人的に満足のいく水準まで組めたと思うので、次の構築に活かしていければと思います。
〜Special Thanks〜
構築相談及びハガネールナイトを貸してくれたげろ研さん・。・