第2回真皇杯予選使用構築バシャニンフィアバトンラビリンス(オンライン陸の陣2位、ラスチャレ7-4)
久々の更新となります。
今回は各地の真皇杯予選に参加して色々とパーティを使いましたが、
最終的に使用したパーティを公開します。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | ガルーラナイト | 秘密の力 | 不意打ち | 噛み砕く | ドレインパンチ | 肝っ玉→親子愛 |
霊獣ランドロス | ヤチェの実 | 地震 | 岩石封じ | 叩き落とす | 剣の舞 | 威嚇 |
化身ボルトロス | ゴツゴツメット | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 草結び | 電磁波 | 悪戯心 |
ゲンガー | ゲンガナイト | 祟り目 | ヘドロ爆弾 | 催眠術 | 道連れ | 浮遊→影踏み |
バシャーモ | 気合の襷 | 岩石封じ | ビルドアップ | 守る | バトンタッチ | 加速 |
ニンフィア | オボンの実 | ハイパーボイス | 瞑想 | 身代わり | バトンタッチ | フェアリースキン |
ABガルーラを使ってみたくて、よくあるガルーラ入りの並びである
ガルーラ
ガブリアス、ランドロスなどドラゴンや地面
ボルトロス、霊獣ボルトなど電気
ゲンガー、ギルガルドなどゴースト時々鋼
バシャーモ、アロー、ウルガなど炎系統
スイクン、マリルリなど水とかフェアリー
この並びをベースとし、属性だけ変えずポケモンを色々と入れ替えて今回の真皇杯にチャレンジした。
結果は下記の通り。
東海予選、予選6-3抜け→1落ちベスト24 (ガルランドボルトガルドバシャマリルリ)
関西予選1、1次予選4-2抜け→2次予選3-2直対負け落ち (ガルランドボルトガルドウルガマリルリ)
関西予選2、予選5-2抜け→1落ちベスト32 (ガルガブボルトゲンガーウルガゲッコウガ)
ラスチャレ、予選7-4直対負け落ち (ガルランドボルトゲンガーバシャニンフィア)
オンライン、合計750ポイント11位 (ガルランドボルトゲンガーバシャニンフィア(※陸の陣のみ。他はメモ無いので忘れた))
ついでに最高レート2128最終2050程度。
成績はどれもそこそこではあるが、あと一歩及ばない辺りまだまだ実力不足であった。(もっとポケモンする時間欲しい;;)
以下、簡単に紹介。
ガルーラ@ガルーラナイト
185(36)-191(228)-151(244)-X-120-120/意地っ張り
秘密の力、不意打ち、噛み砕く、ドレインパンチ
秘密の力や陽気猫捨て身ガルーラに抗えるABガルーラ
けたぐりより威力は落ちるが、ドレインパンチを採用することで自身のHPをある程度保ったままガルーラ突破の可能性を秘めており、
耐久に振ったガルーラはけたぐりでも乱数でしか落とせないので、むしろSに振っていないことを利用して後攻ドレインパンチしてた方が安定する。
陽気181-120ガルーラならば捨て身の反動ダメージ+ドレインパンチでも乱数で倒せる。
さらにここまでBに振れば鉢巻ガブリアスの逆鱗すら対面なら普通に耐え、最低限相討ちまで持ち込める。
噛み砕くを入れればゲンガーにも対抗できる。クチートを重く見るならば噛み砕くは炎のパンチでも良い。
霊獣ランドロス@ヤチェの実
187-210-110-X-100-123/意地っ張り※非理想個体
地震、岩石封じ、叩き落とす、剣の舞
いつもの剣舞ランド。
今回は大爆発→叩き落とすに変更しており、爆発による対面性能を下げた代わりに後述のバトン先としての抜き性能を上げた。
たまに剣舞した時点で大爆発を予測し、ゴーストタイプに交代してくる時があるのでそうゆう時は叩き落とすがあって良かったと思う。
化身ボルトロス@ゴツゴツメット
185-X-107-145-109-146/臆病※非理想個体
10万、めざ氷、草結び、電磁波
本当は図太い個体が良かったが、持っていないので臆病で代用。折角なので最速マンムーまで抜いた。
・A233フレアドライブ確定耐え
・A182岩石封じ確定2耐え
最低限の物理耐久を確保し、残りはDにとりあえず振ってダウンロード対策。
基本的には電磁波撒きとゴツメによる削りがメインで、マンムーがいるだけで出せないという状況が嫌なので草結びを採用した。
結果としてラグラージに対しての手段が増えたが、挑発や悪巧みが欲しい場面もそれなりにあった。
ゲンガー@ゲンガナイト
158(180)-X-115(116)-191(4)-116(4)-193(208)/臆病
祟り目、ヘドロ爆弾、催眠術、道連れ
・A233フレアドライブ14/16耐え
基本選出し辛い時や、勝ち目が薄い時はこちらを選出。
催眠術さえ”当てれば”不利な状況すら打開できる可能性を秘めているが、今回のオフではその真価を発揮することは無かった。
ピクシー重めなので滅びの歌を仕込んでも良かったかもしれない。
よくあるB振りゲンガーのS192を抜くS193に設定してあるのは完全なる趣味。
バシャーモ@気合の襷
175(156)-182(204)-91(4)-X-93(20)-116(124)/意地っ張り
岩石封じ、ビルドアップ、守る、バトンタッチ
配分はよくある鬼火バシャーモの使い回しだが、襷による1ターンの確実な行動保証があるため正直何でもいい。
ただ強いて挙げるならメガゲンガーのヘドロ爆弾+毒を耐えるのである程度の耐久は欲しいと感じた。
襷+岩技でファイアロー入りにも臆することなく選出出来る。
岩石封じは命中率とS操作を考えて採用した。
基本的には初手選出し、バトンで後続へ繋いでいく。
吠える持ってそうなスイクンがいる時と、バトンが成立し辛いカバルドン入りには選出を控える。
ニンフィア@オボンの実
201(244)-X-100(116)-150(52)-151(4)-92(92)/控えめ
ハイパーボイス、瞑想、身代わり、バトンタッチ
加速したバシャーモからバトンを貰う中継地点。
能力上昇を継承した状態でさらに瞑想身代わりを駆使し、真のエースへとバトンを渡していくのがメインだが、
加速スイクンと同じように自らも詰め筋となりえるし、
ガルーラで相手のガルーラやゲンガーを潰してしまえば普通に個別でも戦える。
配分はオボン込みでA182地震を2耐え、2加速で115族抜き。
偶然知っただけなのだがモロバレルのクリアスモッグを身代わりが15/16で耐えるので、バレル入りの構築にもバトン選出は可能。
【総評】
対策の薄い構築にはイージーウィン出来るようこちらのやりたいことを押し通すように組んだ結果、
バトン選出不可の時や害悪系統の構築に対するケアが薄くなってしまった為、当たり運に左右されがちなのが難点。
今回は基本属性に忠実に組んだ為、このような形になったが、他にも色々と中身は変えられそう。
苦手な構築は吠える持ちのスイクン入り、カバルドン入りとキノガッサ入り(実は対策してない)害悪系統など
エルフーンも実はパーティ内容的に天敵なのだが、並びだけならエルフーンには強いので出てこないことが殆ど。
主な選出パターン(超ざっくり)
バトンで勝てそうなら
・バシャーモ+ニンフィア+ガルーラorランドロス
・バシャーモ+ランドロス+ガルーラ
あと、たまーに両メガ選出して道連れで1匹持っていき、ガルーラで暴れたり
バシャーモを介さずニンフィアボルトゲンガーと特殊勢だけで戦ったりもする。
ろくに煮詰める時間とかも無かったので構築完成度は体感で6割程度だが、ガルーラというポケモンが強すぎたので何とか勝てた印象。
なので今年の真皇杯シーズンは去年よりは全体的に安定してて楽しめました。
プレミも少しずつ減ってきているので、次回の真皇杯こそは本戦行けるように頑張りたいです。
この程度ではまだまだ勝ち足りないですからね…
最後に真皇杯主催陣の皆さんスタッフの皆さん、参加者のみなさん、対戦してくれた皆さん
ありがとうございました&お疲れさまでした。
また次のオフでもよろしくお願いします^^
第42回委員会オフベスト8〜闇の竹とんぼ(オニゴーリは添えるだけ)〜
今回は第42回委員会オフにて使用した構築紹介。(シーズン12準拠)
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | ガルーラナイト | 空元気 | グロウパンチ | 不意打ち | 地震 | 肝っ玉⇒親子愛 |
クレセリア | オボンの実 | サイコショック | 凍える風 | 電磁波 | 瞑想 | 浮遊 |
ゲンガー | ゲンガナイト | 祟り目 | ヘドロ爆弾 | 催眠術 | 道連れ | 浮遊⇒影踏み |
スイクン | 突撃チョッキ | 熱湯 | 冷凍ビーム | 絶対零度 | ミラーコート | プレッシャー |
化身ボルトロス | 気合の襷 | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 電磁波 | 威張る | 悪戯心 |
オニゴーリ | 食べ残し | 氷の息吹 | 絶対零度 | 身代わり | 守る | ムラっけ |
今回はオニゴーリ入りです。構築はこちらのURLの構築の並びを参考に拝借しました。
⇒http://f1.proxypy.org/o/3531313137312f37312f31312f353130322f7972746e652f6d6f632e676f6c62616e657461682e656b6f706e6173742f2f3a70747468
これまでオニゴーリは一度も使ったことが無くて、シーズン12の構築を色々見て回っていたらオニゴーリ入りで2200到達している構築を発見し、
本当にそんなに勝てるのか、試しに使ってみたいと思ったことがきっかけ。
以下、変更点のみ簡単に紹介。
ガルーラ@ガルーラナイト
HA基調/意地っ張り
空元気、グロパン、地震、不意打ち
使ったガルーラは前回記事と同じく鬼火ファイアロー意識で空元気持ち。
ギルガルドが重いと感じたので岩雪崩を地震に変更した。
基本的には1−1以上が取れればいいので、猫騙し型とか他にも色々試してみたい。
クレセリア@オボンの実
HBCS調整/図太い
サイコショック、凍える風、電磁波、瞑想
某VLF氏が考案していたクレセリア。こいつも試しに使ってみたかったので試験的に今回の構築にねじ込んでみた。
電磁波や凍える風によるS操作がオニゴーリと相性良さげである。
凍える風でガブリアス、瞑想で化身ボルトロスとの撃ち合いに強くなるらしい。
サイコショック枠は元々、サイコキネシスだったが、数は少ないもののウルガモスが重い構築なのでショックに変更し、
後出しウルガモスを瞑想⇒ショック×2で落とせるようにした。
ゲンガー@ゲンガナイト
CSぶっぱ/臆病
祟り目、ヘドロ爆弾、催眠術、道連れ
フェアリーへの打点が少ないので気合玉⇒ヘドロ爆弾(ここの技は好みでもいいと思う)
ガルーラやその他面倒なのを強制的に持っていくために身代わり⇒道連れに変更した。
道連れに変更したことにより催眠運ゲのみならず、確実に標的を狩る戦い方も出来るようになった。
クレセからゴツメを都合上剥奪したのでガルーラはこのゲンガーで処理したい。
スイクン@突撃チョッキ
HBC調整/呑気
熱湯、冷凍B、絶対零度、ミラーコート
神速を持っている個体がいないので冷凍ビームとした。オニゴーリ出せないときはこっちで絶対零度を撃つ。
やはりウルガモスが重いので、スイクン後出し⇒蝶の舞⇒さざめきかギガドレインが飛んでくるのでミラーコートで処理。
吠えるや絶対零度を恐れて、大抵は普通に殴ってくれるのでこれで何とかなることが多い。
化身ボルトロス@気合の襷
CSぶっぱ/臆病
10万、めざ氷、電磁波、威張る
気合の襷を盾にして確実に電磁波と威張るを撃っていく確率勝負の申し子。幾度となく窮地を救ってくれた。
襷にすることでこの構築では物理に対しても場合によっては平気で威張るを撃てるようになる。
普通に選出しても強く、オニゴーリゲンガーガルーラどんなポケモンと組んでもシナジーが良い。
オニゴーリ@食べ残し
161(44)-X-101(4)-125(196)-102(12)-145(252)/臆病
氷の息吹、絶対零度、身代わり、守る
自身より遅いポケモン殆どを起点に出来るムラッけマンで選出誘導能力が高い。Sか回避が上がれば世界が変わる。
身代わり守るでHPは少なからず減っていくので耐久調整の意義が少なく感じることが多く、よくあるH177の調整ではなく残りをCに回し、火力を増強した。これによりC1段階分くらいは火力が違ってくる。
・C4段階上昇で207-135スイクンを氷の息吹で確定3
・C2段階上昇で215-117くらいのカバルドンを氷の息吹で確定1
引きが良ければ零度を撃たずとも高い火力を得られる可能性を秘めている。
ただ相手のパーティにガルーラやニンフィアや滅び持ちなど身代わり貫通手段を持つポケモンが2匹以上いる場合は安易に出さないほうが良い。
逆に言えばそうゆうポケモンがホイホイ寄ってくるのでうまく誘って他で仕留めていきたい。
【総評】
このようなパーティ全体で確率勝負に重点を置いたタイプの構築はあまりメインでは使用したことが無かったが、思ってたよりは勝てた印象。
3体がかりで仕掛けていけばどれかひとつでもこちらに都合のよい確率引いてしまえばかなりアドが取れるので、
結果として勝ててしまうといった感じで、相手からしたら堪ったものではないが、こういった戦法も馬鹿には出来ないなと思った。
使ってて特に重いと感じたポケモンはウルガモス、キノガッサ、催眠ゲンガー、バトン系構築など。
催眠対策を全く施していないので改善するならまずそこらへんからでしょうか
最後にこの構築を使用した主な戦績(といっても15戦しかしてないけど^^)
京大カップ予選3-2(ブロック同率2位3すくみだったがテストの結果で予選落ち)
第42回委員会オフ予選7-1ブロック1位⇒本戦2回戦敗退ベスト8
〜おまけ〜
ところで構築名の「竹とんぼ」元ネタはこれです・。・
⇒http://h-concept.jp/fs/hshop/c/byuun
日常に疲れていませんか?
ビューン
シーズン12最終2110、ハルカスオフ3位構築〜ガルランド壁クレセ〜
お久しぶりです。記事書くのがおよそ7か月振りw
リアルが忙しかったりPC壊れたりあんまりいい構築作れなかったりで更新サボってましたが、
またちょくちょく更新していこうかと思います・。・
(ついでにデザイン変えてみた。)
今回はあべのハルカスオフ及びシーズン12に使用した構築晒し。
あべのハルカスオフでは予選4−1、2位抜けからのセミファイナル敗退。3位決定戦を制して第3位。
その後、レート1800後半から最終2110まで上げました(徹夜してw)
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | ガルーラナイト | 空元気 | グロウパンチ | 不意打ち | 地震 | 肝っ玉⇒親子愛 |
霊獣ランドロス | ヤチェの実 | 地震 | 岩石封じ | 大爆発 | 剣の舞 | 威嚇 |
クレセリア | 光の粘土 | サイコキネシス | 三日月の舞 | リフレクター | 光の壁 | 浮遊 |
ギルガルド | ラムの実 | シャドークロー | アイアンヘッド | 影うち | 剣の舞 | バトルスイッチ |
化身ボルトロス | 命の珠 | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 気合玉 | 悪巧み | 悪戯心 |
ファイアロー | ゴツゴツメット | ブレイブバード | 鬼火 | 挑発 | 羽休め | 疾風の翼 |
〜以下、個別紹介〜
ガルーラ@ガルーラナイト
209(228)-194(252)-120-X-120-124(28)/意地っ張り
空元気、グロパン、不意打ち、地震
とりあえず久々にガルーラを使ってみたかった事から採用。
ガルーラの型は色々とありますが、最も強いガルーラは何だろうと考えて後述の壁クレセリアと組み合わせる構成に至った。
一番の特徴は空元気を仕込んでいることで、鬼火アローや、電磁波ボルト、スイクンの熱湯などとにかく状態異常被弾率の高いポケモンなので、
空元気で返り討ちに出来る。ヤミラミやゲンガーにはメガ進化せず肝っ玉を利用しての対処が可能となる。(ゲンガーはかなり怪しいけど)
恩返しや捨て身と違い、通常時の火力は乏しいが、壁で耐久値を大幅に伸ばし、グロウパンチしていくことで克服している。
グロウパンチと強力な先制技の不意打ちも抜く理由が見当たらずほぼ確定枠で、残り1枠が自由枠となる。
ここは個人の好みやパーティとの兼ね合いで自由に決めていいのだが、個人的には地震推奨。
クレセリアが誘うクチートやギルガルドに刺さる技で、特にレート上位帯はマッチングにもよるが、毒残飯ギルガルドとよく当たる印象だったので
地震が無かったら負けていたという試合は結構多かった。非接触技というのも大きい。
配分はボックスに眠っていた個体を使っただけなので要検討。
SやHのラインはもう少し煮詰める余地があるとは思うが、Sが低くて困るのは使った印象だとせいぜいガルーラミラーのときくらいで、
それよりもH振り+壁であらゆる攻撃を耐えて勝ちを拾ったケースの方が多かった。
霊獣ランドロス@ヤチェの実
187(180)-214(236)-110-X-100-123(92)/意地っ張り
地震、岩石封じ、大爆発、剣舞
※実際に使用した個体はカロスマーク付きの厳選個体のため上記よりも多少甘えた数値してます^−;
〜〜Aライン〜〜
・A214+剣舞+大爆発
⇒HB特化スイクン、カバルドンを確1、HB特化クレセリアに213〜251(93.8%〜110.6%)
〜〜耐久ライン〜〜
・A194メガガルーラの猫騙し+捨て身を威嚇込みで高乱数ばかり引かれない限り耐える
・A194メガガルーラの冷凍パンチを威嚇とヤチェ込みで確定耐え
・A200ガブリアスの逆鱗を威嚇込みで2耐え82〜97(43.9%〜51.9%)
・C110スイクンの凍える風ヤチェ込み2耐え、その他大抵のめざ氷確定耐え
・C154までの一致冷凍ビームヤチェ込み確定耐え
〜〜Sライン〜〜
・岩石封じ後にライコウ抜き
ランドロスが誘うスイクン、カバルドン、クレセリアなどの物理受けを剣舞大爆発で吹き飛ばす最近お気に入りの構成で対面性能が非常に高い。
クレセリアに対しては乱数で耐えられてしまうが、その時はガルーラのグロウパンチの的になってもらう。(残りHP14のクレセにグロパン2発で確定)
基本的には初手で置き、クレセ等の物理受けを爆破処理して、ガルーラ展開していく役割集中目的で使うことが多いが、
壁を張ればランドロス自身もアタッカーとして活躍できる。
耐久と持ち物は主にガルーラ対面を意識したもので、最低限1回の行動が保証される。(猫冷Pは耐えないので猫撃たれたら引くのが無難)
ヤチェ持ち利点はガルーラの冷凍パンチを耐えること、
Cの低いスイクンクレセの凍える風を2耐えすることで、爆破処理が狙えることetc…
襷でも似たような戦法は出来るが、より柔軟性がある動きが出来る分ヤチェの方が使いやすい印象。今回は壁も張るので尚更ヤチェで良い。
クレセリア@光の粘土
227(252)-X-189(252)-95(4)-150-105/図太い
サイキネ、三日月の舞、リフ、光の壁
まあこれといった特徴は無い普通の壁クレセなのだが、個体数が極めて少なく意表が付ける。
ガルーラが消耗したらクレセ投げて月光乱舞のついでに壁張るくらいの感覚で使えて、
だいぶ前にも壁クレセを使用したのだが並びでバレない壁構成はやはり非常に強力。
大抵のスタンダード系の構築は壁で差別化を図りアドバンテージが得られるのでこちらに有利に展開出来たように思う。
これまた配分は特に考えていないが、せめてS4振りロトム系列くらいは抜いておいてもよかった。
ギルガルド@ラムの実
165(236)-222(252)-170-X-170-83(20)/意地っ張り
シャドークロー、アイアンヘッド、影うち、剣舞
フェアリー耐性があり、構築で重めなゲンガー、キノガッサに対して対面で強いことから採用。
ゲンガー、キノガッサ、ニンフィア辺りが仮想敵なので状態異常に強くなるラムの実を持たせた。
パーティ全体でピクシーに対する有効打が無かったため気休め程度にアイアンヘッドを採用した。
化身ボルトロス@命の珠
155(4)-X-90-177(252)-100-179(252)/臆病
10万、めざ氷、気合玉、悪巧み
流石にガルーラランドロスだけでは対スイクンが心もとないので電気枠として化身ボルトロスを採用。
見かけ上はバシャやゲンガー等の高速アタッカーを牽制できるが、実は電磁波を採用しておらず、
悪巧み+3ウェポン+珠持ちとかなり強気な構成にしてみた。
有利対面で悪巧みをするだけで、あわよくば3タテしかねない強さを誇るが、
やはり電磁波が無いことからゲンガーがかなり重くなってしまったのは反省点。
気合玉の枠は草結びとの選択肢。命中安定でバンギマンムーを討つなら草結び。ナットレイやブラッキーなども考慮したいなら気合玉。
ファイアロー@ゴツゴツメット
175(172)-103(12)-123(252)-X-90(4)-170(68)/陽気
ブレバ、鬼火、挑発、羽休め
最後に相手の展開阻止、クチート入りやバシャーモ、ジャローダ等に強いファイアローを採用。
スイクンに対してはもう十分にケア出来ているので、HDではなくガルーラなどの物理に強いHBゴツメ持ち。
相変わらずHDアローの数は多いのでアローミラーも有利なケースが多かった。
剣舞などの積み構成では無いが、詰ませ性能が高かったり、後続の起点作成要員ともなれる。
【総評】
構築の経緯としてはガルーラを久々に使い、最大限活躍させたいことから始まった。
当初はカバルドン対策目的だった剣舞爆破ランドロスが相手の物理受けを誘い崩壊させる所謂役割集中に適していて、ガルーラと相性がいい事に気付き、ランドロスによる役割集中、更にクレセリアの月光乱舞展開に+αとして壁ギミックを仕込み、この3体が基本軸とした。
それから割と突貫で、残り3枠を積みサイクル系統を中心に決め、全体的にかなり攻撃的な構築となった。
基本的な選出はガルーラ+ランドロス+クレセリアの3匹。この3匹を普通に選出出来た時が一番強く、初手はランドロスを出すことが多い。
ゲッコウガ入りなど一部の受けにくいポケモン入りの構築には初手からクレセを投げて壁展開していくこともある。
ランドロス展開し辛かったり壁展開しなくてもよさそうな時などはアローで起点作ったり、残り枠で積みサイクルしたりする。
苦手なポケモンはキノガッサとゲンガー。対抗手段がやや薄く、特にゲンガーは相手の構成やプレイングにかなり依存するので安定した処理が難しいポケモンだと感じた為、改善が求められる要素だと思う。ゲンガー入りに対する勝率だけは他の構築と比べると低かった。
キノガッサに関してはあまりマッチングしなかったことと、マッチングしたとしても選出されないケースも割と多かったのでかなり甘えている。が実際出されると非常に面倒である。
突貫で組んだ割にはガルランドクレセの新たなシナジーを発見出来たり収穫があった反面、これで完成形だとは思ってなくて、残り3枠はかなり適当に決めたのでまだまだ煮詰める余地があるが、今回はこれはこれでひとつの形として残すことにした。
なんかいい案が浮かんだその時はまた使う時がくるかもしれませんね^^
それではまたシーズン13やオフ会等でお会いしましょう。
第40回委員会オフベスト8〜ステロ+状態異常+メガボーマンダ〜
お久しぶりです・。・
今回は第40回委員会オフで使用した構築晒しです。
今まで真皇杯予選には色々と参加してきたのですが中々納得のいく構築が作れなくて、色々と忙しいのと相まって更新をすっかりサボってましたが、やっと最後の最後にそれなりの構築が作れたかなと思います。
成績は委員会オフ予選6-2で2位抜け、決勝トナメ準々決勝でエンド―さんに敗れてベスト8でした。結構自信はあったので非常に悔しい;;
また、今回の構築は第132回九尾杯においてげろ研観察担当さんにも九尾杯に仕事で出れない私の代わりにほぼ同じ構築を使って頂き、こちらは予選5-2、本選ベスト8まで勝ち進んで頂きました。(微調整に付き合ってくれたげろ研さんありがとうございます・。・)
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーマンダ | ボーマンダナイト | 恩返し | 身代わり | 龍の舞 | 羽休め | 威嚇→スカイスキン |
ナットレイ | 気合の襷 | アイアンヘッド | 大爆発 | 電磁波 | ステルスロック | 鉄の棘 |
化身ボルトロス | オボンの実 | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 電磁波 | 悪巧み | 悪戯心 |
バシャーモ | ラムの実 | 飛び膝蹴り | フレアドライブ | 鬼火 | 守る | 加速 |
マンムー | 命の珠 | 地震 | 氷柱針 | 氷の礫 | 毒毒 | 厚い脂肪 |
スイクン | ゴツゴツメット | 熱湯 | 凍える風 | 瞑想 | リフレクター | プレッシャー |
今回の構築はメガボーマンダ入り。普通にメガボーマンダを運用すると障害となる耐久ポケモン(クレセリア、スイクン、ポリ2、サンダーetc…)上から電磁波撒いてくるポケモン(化身ボルトロス、クレッフィetc…)で簡単に止まってしまうのがネックでした。ただこれらのポケモンのうち耐久ポケモンに関しては毒羽マンダで勝つことが出来る点に注目。(ただし従来の突破性能は薄くなってしまう…)なので、耐久ポケモン崩しと従来の突破性能をうまい事両立できないかなーと欲張った結果、マンダ以外のポケモンで状態異常をまき散らしマンダで起点にしていく。ついでに邪魔なボルトクレッフィ等も過程のついでに排除出来るような構築を目指してみました。その結果軸となるボーマンダ以外の5匹は相性補完を取りつつも見せ合い段階では狙いを悟られにくい普通の並びにすることで落ち着きました。また、各ポケモンに何かしらのギミックをいっぱい仕込んでいるので意表を突きつつも、どのポケモンを選出したとしても活躍出来るような感じになっております。
今回の構築を組むにあたって色々とブログを読み漁ったりしましたが、主にしばさんとくろもちさんの記事を参考にさせていただきました。→
http://shibamarie.blogspot.jp/2015/03/blog-post.html(マンダとバシャの構成など)
http://curogomamoti.blog.fc2.com/blog-entry-93.html(襷ナット入り)
http://curogomamoti.blog.fc2.com/blog-entry-99.html(スイクンの記事)
強い人、強いと思った構成を拝借して自分が使い易いようにアレンジ。色々と組み合わせて構築が出来る最近の構築作りのテンプレート^^
以下、個別紹介。
(尚、準伝説ポケモンに関しては全て相当個体値を甘えた非理想個体であり、それ前提で配分を考えたものなので、もしこれが理想値だったらという考察はしていません。故に実数値に関しては実際に使用した値を掲載させて頂きます・。・)
メガボーマンダ@ボーマンダナイト
メガ前:197(212)-176(36)-101(4)-X-118(140)-135(116)/意地っ張り
メガ後:197-187-151-X-128-155
恩返し、身代わり、龍の舞、羽休め
火力目安
・1舞恩返しでH181B120メガガルーラに対して175〜206ダメージ(96,7%〜113,8%)
・1舞恩返し+ステロダメージでH203B120ガルーラを超高乱数1
・1舞恩返しでH227B189クレセリアに対して111〜131ダメージ(48,9%〜57,7%)
耐久目安
・C178珠バシャーモのめざ氷確定耐え
・C110スイクンの冷凍ビーム+ゴツメダメージを確定耐え
・C95クレセリアの冷凍ビーム+ゴツメダメージ2回を確定耐え
・C155までの不一致冷凍ビームを確定耐え
・残飯ヒ―ドランのマグマストーム等、A振ってないグライオンの岩石封じ、ナットレイのアイアンヘッド等の攻撃で身代わりが壊れない。
・鬼火orリフレクター+威嚇を入れた状態で、A200テクニガッサの岩石封じ、カバルドンの氷の牙等で身代わりが壊れない。
・メガ前、最速ガッサ抜き、メガ後準速ガブ抜き。
・1舞で意地っ張りスカーフガブリアス抜き。
構築唯一のメガシンカにしてエースポケモン。
周りでしっかりお膳立てしてからの全抜きを基本的には目指していく。
メガシンカ前の威嚇なども駆使してあらゆるポケモンに対して起点を作っていけるように、耐久にかなり努力値を割いた。大まかな目安は上記の通りで、最低限欲しい火力を残して後全て耐久力を伸ばせる数値の高さは配分を考える上で楽しい^^周りで毒や麻痺、火傷をばら撒けるので本来は突破し辛い高耐久ポケモン(クレセ、スイクン、サンダー、ポリ2等)も崩し易い。
攻撃技は必要な火力を最低限満たし、安定感のある恩返し。
状態異常耐性として身代わり、積み技の龍の舞、回復技に羽休め。この構成で幅広い相手と渡り合えた。より破壊力のある捨て身タックルでもいいが、HP管理が難しいと感じた。空元気は火力が足りなかった。
飛行技ワンウェポンなので、通りの悪い鋼とか電気タイプ(クチート、ジバコイルなど)悪戯電磁波組(化身ボルトロス、クレッフィ)その他にバンギラスや氷の礫勢(マニューラ、マンムー、パルシェン)辺りが割と天敵。
鋼やバンギラスには火傷させるか他で削るか倒すかすれば一応なんとかなるとは思う。
また対受けループにおいて、ヤドランに対して毒か火傷を撒ければよくある熱湯、電磁波、鉄壁、怠ける構成ならば無力化出来るので崩し易くなる(エアームドいたら怠い&ピクシーは自覚の問題)
ナットレイ@気合の襷
164(116)-160(252)-151-X-136-58(140)/意地っ張り
アイアンヘッド、大爆発、電磁波、ステロ
ボーマンダのサポートが出来るステロ要因。キノガッサとフェアリーに強いステロ撒きを探していてこいつが見つかった。採用順番で言えば一番最後に入ってきたポケモン。初手で出して電磁波ステロ撒いて爆発して退場するだけで仕事が出来て、初めて使用したが非常に強かった。また初手ナットを置いてステロを撒くことで自然にキノガッサ対策が出来る点もポイント。リザードンとキノガッサが同居しているパーティは結構多いので、カモに出来る。Sは電磁波後に準速ニトチャリザXやメガバシャ意識で58まで上げた。大爆発で耐久無振りのウルガモスやボルトロスを相打ちに持って行けるくらいの火力はある。最後の技はアイアンヘッドにしてメガサーナイトに対してワンキル出来るようにした。(挑発や身代わりが飛んでくる可能性のあるサーナイトに対してアイアンヘッドで殴り倒すことでアドが取れる)また、電磁波とのシナジーもある。構築で打点の薄いカバルドンやラグラージに刺さるパワーウィップも捨てがたいが、カバルドンはともかくラグラージのKPは現状では非常に低いため切りました。
このポケモンを運用するにあたって一番警戒しなければならないのがガルーラが炎技を所持しているのか否かの判断だろう。襷ナットレイを一撃で倒せる唯一のポケモンなので、ガルーラ入りに出す場合は相手のパーティがどの程度ハッサムナットレイへの打点があるかを視野にいれていきたい。
化身ボルトロス@オボンの実
184(236)-X-86(16)-146(4)-100-179(252)/臆病
※悲しみのB18個体;;
10万、めざ氷、電磁波、悪巧み
起点作成&第2エース枠。最強の電磁波の使い手。
電磁波で起点作成をしつつ、自身も殴りに行けるポケモンとして採用。
構築単位でサンダーを誘い尚且つ処理速度が遅いこと、またボルトロス自身もサンダーを誘うため悪巧みを採用した型。
更に最低限A133鉢巻ファイアローのフレアドライブを耐えるくらいの耐久力は欲しかったのでH振り。
悪巧みをうまく積めた後に、上を取って攻撃できる範囲を広げたかったので従来のボルトロス同様にSも最速とした。
(必要最低限のSは170でガブ抜きくらいだが、ボルトロスミラーを考慮してせめて同速勝負に持って行きたかった。)
ずぶとい個体ではないのは上記の理由から。(単純に持ってないからでもあるw)
ずぶといではない弊害はバシャーモ耐性が下がることくらいだが、麻痺さえ撒ければ十分である。
実数値を見るたびに個体を妥協したことを後悔したくなるような悲しい数値である;;
バシャーモ@ラムの実
155-189(252)-90-X-91(4)-132(252)/意地っ張り
飛び膝蹴り、フレドラ、鬼火、守る
主にボーマンダが苦手な鋼タイプや、ガルーラなどの相手を担当。メガシンカすると見せかけてメガシンカしない枠。
起点作成や、自身が誘うクレセリアやスイクン、サンダーに対する削りとして守ると合わせて鬼火を採用した。
どくどくでもいいのだが、ボーマンダが苦手な鋼タイプに無効なことと、鬼火による火力低下がボーマンダの威嚇と合わせて積みの起点にしやすくなるといったメリットがある。その他にも道連れ連打してくるゲンガ―やふいうちで縛ってくるクチートやガルーラに対してもあると便利。(バシャーモの残りHPが少ない時など)襷ガブやマンムーに対して上から鬼火を放つことで地震を耐えることも出来る。(ガブならステロ+火傷2回+飛び膝蹴りで高乱数)
持ち物は当初は命の珠で採用していたが、マンムーに持たせたかったので没収。代わりになんかいいアイテム無いかなと探した結果、ラムの実にたどり着いた。
ラムを持たせることでボルトロスやクレッフィの電磁波を恐れずに殴りに行ける。(CSボルトならばステロ+フレドラで確定)
ボルトロス入りに対してステロを撒き、バシャでボルトを誘って電磁波を無力化しながら殴り倒して後続に鬼火を撒き、マンダで起点にして勝ち。という一つの綺麗な処理ルートが出来るようになるのがラムを持たせて一番大きかったことだったと思う。
マンムー@命の珠
185-200(252)-101(4)-X-80-132(252)
地震、氷柱針、礫、毒毒
対電気枠として採用。ついでにドラゴンに対する圧力をかける。
襷をナットレイに持って行かれたので、火力を底上げ出来る珠で採用した。やはりステロ+礫でCSのボルトロスならば倒せる。
本来ならばボルトロスの処理を一任したいポケモンではあるが、最近のジャポの実解禁や、草結び持ちの増加に伴い、マンムーに任せるのは結構怖いのが難しいところ。選出率もそれほど高い訳ではないが見せ合いの圧力は結構大きいので居るだけで勝利に貢献してくれるような場面も結構多かった。
珠マンムー使うの初めてだったのでイマイチ出しどころがわからなかったというのもある。
こいつもクレセリアやポリゴン2を誘うのでバシャーモに仕込めなかった分、こちらにはきっちり毒を仕込んだ。毒を採用した珠マンムーは案外珍しいのかもしれない。
当初は氷柱針では無くピクシー対策というだけで地割れを採用していたがほぼ打つ機会が無かった^−;
スイクン@ゴツゴツメット
204(240)-X-154(36)-111(4)-133-134(228)/ずぶとい
※哀しみのH28,D26〜27個体^−;
熱湯、こご風、リフ、瞑想
実数値を見るだけで悲しくなるポケモン第2弾^−;
対ガルーラ、ガブリアス、ファイアローや地面への打点確保を考慮してゴツメスイクンを採用。
構築全体でカバルドンに対して薄いのでカゴの実や寝言などを採用したいところではあるが、パーティコンセプトであるボーマンダへのサポートという点を最優先にした。ゴツゴツメットは炎Pガルーラへの交換先としてクチートやハッサム等の物理ポケモンへのダメージ蓄積などに役立つ今更語ることもないアイテム。
最近よくいる203ガルーラを抜くためにSをかなり高い値に設定した。ついでなので準速マンムー抜きとこご風込みで130属抜きまで振った。最速キノガッサと同速だが、どうせこご風では倒せないので問題は無い。そうゆう意味では冷凍ビームの採用でもそれほど差し支えは無いが、S操作できる手段は出来るだけ多くあった方がよいと判断した。リフレクターはグロパンガルーラへの抵抗+ボーマンダや耐久甘えてるボルトロスを考慮しての採用。熱湯はこれまた語ることのないスイクン版鬼火。ラストには瞑想を採用した。これは構築全体でクレセリアの処理が遅い傾向にあるため処理速度の向上を狙ってのことです。
正直ここまでSに努力値を割くことに関して結構前から考えてはいたが、ORASの努力値の振り直しの手間の面倒さもあって、若干の抵抗があったのだが、くろもちさんのスイクンの記事を見つけてやっぱり試してみようかなという気持ちになりました。
結果としてはめちゃくちゃ強かったですw
★総評★
ボーマンダ以外のポケモンが全て何かしらの状態異常技を搭載することでどんな選出をしてもボーマンダのサポートに繋がるような構成にしたことで非常にボーマンダが選出しやすくなったことが成功の要因だったかなと思う。
構築単位で重いポケモンはパッと思いつく限りで、図太いボルトロス(草結びでも持っていようものなら特に辛い)、カバルドン、ラグラージ(欠伸ループ脱却が難しい。ラグラージに関してはKP的に切っている。)後はKPは低いがピクシーやジバコイルくらいで割と色んな構築に対等に渡り合えるのではないかと思う。後はスイクンやクレセリアとボーマンダが対面したときに龍の舞を選択しなければならないケースで相手が凍える風を持っていた場合、(冷凍ビーム凍結事故はしょうがない)電磁波か冷凍ビームの読み合い等で負けるケースがあるのでそこだけは気を付けないといけない。
★よくある選出パターン(ボーマンダは大体出す前提として)
・相手にキノガッサがいる場合とステロ+マンダで大体勝てそうな時
→初手ナットレイ、後ボーマンダと@1
・相手にサンダーがいる場合
→ボルトロスかマンムーを選出もしくはバシャーモで鬼火を入れていく。
・相手に化身ボルトロスがいる場合
→バシャーモかマンムーを選出。(出来れば初手ナットレイでステロを撒きたい)
・相手にガルーラがいる場合(ガブガルクレセドランなど)
→バシャーモかスイクンを選出(出来れば)
・相手にゲンガーがいるとき
→バシャーモかボルトロスは出来れば出したい。
・ステロを撒かなくてもなんとかなりそうな時
→刺さってるポケモン2匹+ボーマンダ(これも結構やる。ナットレイで自爆テロして1−1交換に持っていくような対面的な動きも可能)
・相手にマンムーがいる場合
→できればボルトロスは出したくない
大雑把に書くとこんな感じ。まあ選出困ったら初手ナットレイ、後発サポート役+ボーマンダでいい。
とまあ、今回はこんな感じです。
ORASになってからはガルーラとゲンガーとボーマンダしか使っていなかったので、
次はなんか別のメガシンカポケモンに手を出したいなと考えています。せっかくなんでね^^
最後に真皇杯シリーズで色々なオフで関わってくれた方々お疲れ様でした&ありがとうございました。
久々に真剣にポケモンに取り組めたシーズンだったのではないかと思います。
次はたぶん5月の北大阪オフ辺りに出ると思いますので、機会があればまたお会いしましょう。
それではノシ
XY最後の構築〜ラグラージ入りスタン的なもの〜
こんにちは・。・
ORAS発売直前ということでXY最後らへんで少しだけ使ってた構築晒し。
都合により特にオフ会等は出ていませんが、
レート2000突破、170人規模の大会ベスト16などそこそこ勝てて楽しかったかなと思います。
(まあ1週間程度しか使っていませんけどね…)
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラグラージ | ゴツゴツメット | 波乗り | 冷凍ビーム | 大地の力 | 毒毒 | 激流 |
カイリュー | 弱点保険 | 龍の波動 | 火炎放射 | 10万ボルト | 神速 | マルチスケイル |
ハッサム | ハッサムナイト | バレットパンチ | 叩き落とす | 馬鹿力 | 剣の舞 | テクニシャン |
ガルーラ | ガルーラナイト | 地球投げ | 冷凍ビーム | シャドーボール | 身代わり | 親子愛 |
化身ボルトロス | 気合の襷 | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 電磁波 | 威張る | 悪戯心 |
ゲンガー | 命の珠 | 祟り目 | ヘドロ爆弾 | 気合玉 | 鬼火 | 浮遊 |
今回はラグラージ入り。最近流行りのボルトロスやランドロス、また最近の九尾杯のパーティKP上位の構築を見たところ大体に初手投げしやすくて有利に戦えそうなラグラージに注目して、後は適当に好きに組んでみました。イメージとしては全体的に役割破壊しつつアドを取っていくことを狙った構成になった。
以下、いつも以上に簡単に個別紹介。
ラグラージ@ゴツゴツメット
HB基調でちょっとだけC振り/図太い
波乗り、冷凍ビーム、大地の力、毒毒
無振りガブリアスを冷凍ビーム+ゴツメ1回で落とせる程度のCを確保して、残りBぶっぱA177メガガルーラの猫捨身耐え。
ステロ撒く奴だと見せかけて低火力ながらも殴るラグラージ。ボルトロスやファイアローからよく挑発が飛んできて勝手にアドが取れる。低火力の補助とガルーラへの削り意識でゴツメ持ち。
3ウェポン+型バレして誘いがちなクレセやポリ2等の耐久ポケに刺さり、祟り目ゲンガーとのシナジーもある毒毒をラストに採用。他にも好みや構築によっては欠伸や吠えるでも構わないだろう。
ORASではメガラグラージにも期待したい。
カイリュー@弱点保険
HC基調のちょっとだけD振り/控えめ
龍の波動、火炎放射、10万ボルト、神速
・珠ゲッコウガの冷凍ビーム耐え
・A182鉢巻ガブリアスの逆鱗耐え
よくいる物理カイリューがあまり得意で無いガブリアスやマリルリ、ファイアロー、ハッサム等を誘って返り討ちに出来る特殊弱点保険カイリュー。不意のアタッカーポリゴン2に苦戦するような感覚でハマれば相手を半壊させることもしばしば。使うと結構楽しかったけど、レートではA200鉢巻ガブが結構湧いててよく返り討ちにされたのでH189BD128残りCぶっぱのA200鉢巻逆鱗耐えの方がいいかもしれない。
タイマンで勝ちが期待出来そうなポケモン(相手構成にもよりますが…)は、ランドロス、ボルトロス、ガブリアス、スイクン、マリルリ、ファイアロー、バシャーモ、ギルガルド、リザードンXY、ハッサム、ナットレイ、クチート、エルフーン、ルカリオ、ゲッコウガ、毒玉以外のキノガッサetc…
勝てないのはガルーラ、バンギラス、ニンフィア、ヒードランなど(ヒードランは波乗りなら勝てる)
その他ポリ2やクレセリアにもタイマンでは火力が足りず厳しい(ラグラージで毒が入ってれば勝てるかも)サーナイトやクチートサンダー辺りは相手の構成や選択次第なので微妙な所。
ハッサム@ナイト
HA基調少しS振り/意地っ張り
バレットパンチ、叩き落とす、馬鹿力、剣の舞
対ファアリー、ドラゴンの一貫性阻止等の理由でメガハッサムを採用。ラグカイリューハッサムの並びからステロ構築に見えなくも無いので偽装効果も少し期待できる。
この枠は当初はギルガルドを採用していたが、(その場合はゲンガーをメガで採用することになるだろう)個人的に同じタイプ(飛行以外)を同時に採用するのが基本的にあまり好きでは無いこと、珠ゲンガー使いたかったこと、バンギラスやガルーラ耐性の向上を期待してハッサムに変更した。
最近のガルーラの炎技所持率は恐らく低いと信じたい。まあ元から高い訳でも無いのだが…
技とかはボックスにいた個体がこれしかいなかったので調整とかも施していないが、AS振りにしてS甘えたヒードランを剣舞馬鹿力で返り討ちにするのも面白いかもしれない。
ガルーラ@ナイト
CS基調で余りをD振り/臆病
地球投げ、冷凍ビーム、シャドーボール、身代わり
最速を確保し、襷キノガッサを冷凍ビームで倒せる所までCに振り、残りをDに振って無振りクレセリアのサイコキネシスを身代わりが耐える確率を上げた。
ラグラージが誘い易く、ギルガルド→メガハッサムに変えたことでキノガッサに薄くなったのでガルーラを採用。最近のクレセリアは再びHB特化の個体が増えているようなので、HBクレセに強い身代わり入り特殊投げ個体。
ボルトロス@気合の襷
CSぶっぱ/臆病
10万ボルト、めざ氷、電磁波、威張る
本当は耐久振りオボンボルト使いたくてしょうがなかったけどそんな贅沢な個体は持っていないので、CS襷で代用。襷持ちなので最低2回は行動できることから、疑似的に代用できないかと思い採用してみた。安全に初手出し出来たり、全抜きストッパーになったり、こちらにはこちらの良さもあるので普通に強かった。ゲンガーとのシナジーと妨害工作の初歩として電磁波、後は挑発でも問題無いのだが、徹底的に嫌がらせがしたかったのでポケモン界の闇「威張る」を採用した。心を悪に染めてノータイムで威張る撃つのは本当に楽しかった・。・(ゲス顔
心穏やかに特定のギミックを確実に阻止したいなら挑発、反対に不確定でも数多くの相手を妨害したいなら、どんな相手にでも勝ち目を残したいなら、ダークサイドに堕ちたならば威張るを採用といった所でしょうか。
ゲンガー@命の珠
CSぶっぱ/臆病
祟り目、ヘドロ爆弾、気合玉、鬼火
ガルーラクレセドランの並びを崩したいのと、メガゲン以上の火力を求めて珠で採用。
祟り目で大体のグライオンも1発で吹っ飛ぶ。対ファアリー特にピクシー辺りの為ヘドロ爆弾、気合玉は当てることで戦況が一変する試合も多く切れない技。祟り目補助の為鬼火も欲しい。どこかの技切って道連れ採用したいけど、どの技も使用頻度は高く切れなかった。祟り目では無くシャドーボールなら鬼火切って道連れも出来るだろうけど色々と試している時間の余裕が無かった。
今回はこんな感じです。
それではまた、ORAS環境でお会いしましょう・。・
第12回キツネの社mf使用構築〜壁ラティオス入りその2〜
こんにちは・。・
今回は第12回キツネの社mfに参加してきました。
結果は予選5-4で予選落ちと反省点だらけの結果となりました。
構築を煮詰める時間も回す時間も少なく、また何よりも本人の立ち回りがブレブレな為、残念な結果となるのは当然で、戒めの意味も込めて簡単に紹介したいと思います。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラティオス | 光の粘土 | サイコキネシス | 電磁波 | リフレクター | 光の壁 | 浮遊 |
リザードン | リザードナイトX | フレアドライブ | 逆鱗 | 瓦割 | 竜の舞 | 猛火→硬い爪 |
マリルリ | ラムの実 | 滝登り | じゃれつく | アクアジェット | 腹太鼓 | 力持ち |
ゲンガー | 気合の襷 | シャドーボール | ヘドロ爆弾 | 凍える風 | 鬼火 | 浮遊 |
バンギラス | バンギラスナイト | ストーンエッジ | 地震 | 身代わり | 竜の舞 | 砂起こし |
霊獣ボルトロス | 命の珠 | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 気合玉 | 高速移動 | 蓄電 |
今回も再び壁ラティオス入り。一応は前回のリベンジのつもりでした。
残りのメンツは使いたかったという理由だけでリザードンX、相性補完等を多少考慮しつつボックスにいたポケモンや、ちょっと使ってみたかったギミック等を詰め込んだだけの若干手抜き構築。
ろくに試運転すらしていなかったため、ほぼぶっつけ本番。レートで変な先入観や苦手意識を植え付けられる前に本番で使って楽しんでみようという趣旨もありました。が、実際はかなり欠陥だらけです…
以下、個別紹介。
ラティオス@光の粘土
187(252)-X-100-150-131(4)-178(252)/臆病
サイキネ、電磁波、リフ、光の壁
・C155珠ゲッコウガの冷凍ビーム確定耐え
・C222メガゲンガーのシャドーボール確定耐え
前回と同じ壁要因。
最近は壁クレッフィで回して遊んでいたが、相手のリザードンが重すぎたのでリザードンがXでもYでも対処出来て、この構築では重めなフシギバナに強いラティオスに変更。
詳しくは前回の記事参照→http://d.hatena.ne.jp/zehurosu27/20140824/1408873344
リザードン@リザードナイトX
ASぶっぱ/意地っ張り
フレドラ、逆鱗、瓦割、竜舞
久々にリザードン使いたくて使ってみた。
最近はなんとなく壁構築が多い印象があったので瓦割で破壊しようと目論んだものの、当日は一度たりとも壁構築に当たることは無かった…
また何も知らずに出てくるバンギラスを簡単に返り討ちに出来たらいいなという期待と、壁要因がラティオスなので裏にバンギラスを一撃で倒せるポケモンが最低1匹は必要なことから性格を意地っ張りにした。尚、当日はバンギラスにすら一度たりとも当たりませんでした。
何より一番の失敗は素早さに補正をかけていないことから相手のスカーフガブリアス、霊獣ランドロスを抜けずにあっさり出落ちしてしまう脆さだった。これらのポケモンが状況によっては重いにも関わらず対抗しきれない構成にしたことは完全に反省点。当日はガブリアスにすら一度たりとも当たらなかったが、霊獣ランドロスとは5回も当たったので(その内の4匹がスカーフ)あまり活躍の機会が無かった。
性格を意地っ張りか陽気で悩んでて、火力と対バンギラスを取るか、対スカガブランドを取るかの結論が出せなかったのは試運転の少なさに起因する。共にKPが高めのポケモンなのでどちらも対策出来ていない辺り欠陥構築といわざるおえない…
後、今リザードンX使うならたぶんニトチャ剣舞の型が一番強い。
マリルリ@ラムの実
190(116)-112(252)-101(4)-X-102(12)-86(124)/意地っ張り
滝登り、じゃれつく、アクジェ、太鼓
Aぶっぱ、Hは太鼓後にゴツゴツメットのダメージ3回で落ちないラインに設定しつつ、オボン個体と使いまわせるように偶数、Sをミラーやポリ2辺りを意識して出来るだけ振って、BDはダウンロード対策。
最近はスキルスワップクレセリアとかいう生物が存在するらしいのでちょっとゴツメダメージを意識して1回でも多く試行回数稼げそうな値に設定してみた。
パーティ単位で明らかにドラゴン技を誘いつつこいつで起点にしていきたい。
裏を返せばこいつがいないとスカーフ逆鱗だけで崩壊するので欠陥といえば欠陥。
ラムの実はカバルドンの欠伸展開へのささやかな抵抗、鬼火ファイアローやヒードランを許さない持ち物として採用した。オボンなら勝てた試合とラムで良かった試合は半々くらいの印象なので個人の好みでも良いとは思う。本当はプレートを持たせた陽気AS個体で試したかったが、用意が間に合わなかった為断念。
ゲンガー@気合の襷
CSぶっぱ/臆病
シャドボ、ヘド爆、凍える風、鬼火
マリルリだけに対ガブリアスを任せるのはどう考えてもダメなので襷凍える風ゲンガーを採用。
相手に合わせて、初手壁ラティオスor襷ゲンガーどちらかで起点を作って後続へ繋いでいく形をとった。せっかく電磁波持ちのラティオスと組んだので祟り目メガゲンガーにしたい願望もあったがメガ3体は流石にアレだったので断念。初手ゲンガー出した時の勝率はそれなりに高かったのでこの枠は良かったと思う。
起点を作りたいので鬼火と凍える風、ゲンガー等色んな相手に撃てるシャドーボール、最後はフェアリーへの打点(特にニンフィアとピクシー)に乏しいのでヘドロ爆弾を採用し3ウェポン+鬼火の構成。
挑発も捨てがたい技だが切れる技が無かった。起点作りが目的なので道連れは無し。
バンギラス@バンギラスナイト
ASぶっぱ/陽気
エッジ、地震、身代わり、竜の舞
前々からずっと使いたかった壁+メガバンギラス。数字だけで考えれば最強クラス。
クレセクチートや最近よく見るガルーラ霊獣ランドクレセドランガッサスイクンみたいな並びをクレセリアやヒードランを身代わりの起点としてうまく展開していきたい。
その為、冷凍パンチを切って身代わりを採用。
ガブランドに対して更に薄くなってしまうが、後述する霊獣ボルトロスにちょっとしたギミックを仕込んで罠を仕掛けた。
霊獣ボルトロス@命の珠
CSぶっぱ/臆病
10万、めざ氷、気合玉、高速移動
前回の関西シングルフェスタでしばさんが使用されていた高速移動霊獣ボルトロスが強かったのでちょっと拝借しました^^
相手のスカーフガブリアスやランドロスに地震でバンギラスが突破されても霊獣ボルトロスを投げて高速移動してガブランドの上を取って返り討ちにするのが狙い。3匹を選出する段階で霊獣ボルトロスの対処をスカーフガブやランドロスで見ていく選出をされた時など、高速移動で上を取ってしまえば異様に霊獣ボルトロスが重くなってしまうようなパーティは案外多いようにも感じたのでかなり強力なギミックだと使ってて思った。
しばさんは弱点保険で使用されていましたが、今回の構築では対面でガルーラを一撃で処理できるポケモンが一匹もいないことと、即効的な火力を期待して命の珠を持たせた。今回はランドロスとよく遭遇したので一番活躍してくれました。気合玉を1回も外さなかったのもえらい。
臆病ではヒードランに対して珠気合玉で倒しきれなかったり、更なる火力を得たい場合は控えめでもいいと思います。今回はガルーラ対面意識と単純にひかえめめざ氷個体を持っていないので臆病で採用しました。
★選出回数(全9試合)
ラティオス:★★(2/9)
リザードン:★★★★(4/9)
マリルリ :★★★★(4/9)
ゲンガー :★★★★★(5/9)
バンギラス:★★★★★(5/9)
霊獣ボルト:★★★★★★★(7/9)
★総評
まず使ってみてパーティの欠陥としては
・リザードンの型はスカーフガブリアス、霊獣ランドロス意識の陽気の方がよい
・対バンギラス、エルフーン、カバルドン入りetc…
・襷ガッサへの対処
・拘り地震を起点とした霊獣ボルト展開が強い割にパーティに浮いてるポケモンが4匹(メガシンカは非考慮とする)と無駄に多く、地震を撃たせるポケモンがバンギラスしかいない。(浮いているポケモンが多いこと自体は別に欠陥ではないのだが、ギミックの発動機会が乏しい)
他にも細かいことは色々とあるだろうけどこの辺りがとりあえず気になった。
特にエルフーンに関しては決して数が多いポケモンというわけでは無いのだが、壁構築や積みサイクル的な構築にとってはどうにもこうにも天敵で実質積み技抜きで戦わないといけないようなものなのでここをうまく対処する術を検討していきたい所。また最近では壁構築に対するメタも強めなので単純な並びだけでは勝ち辛くなってきた印象がある。そろそろ潮時なのかもしれないが、今後も壁構築を使うならば、障害を乗り越えるくらいのギミックを仕込む必要があるだろう。
なんとなく壁ラティオスあんまり選出していないのも、メタが進んでいるからなのか、私自身の選出立ち回りがお粗末過ぎただけなのか…最近のポケモンは難しい;;
一応、選出パターンはラティオスorゲンガー+刺さってるポケモン2匹となることが多い。
途中からはもうゲンガーバンギ霊獣ボルト選出ばっかりしていた。
それと今回はちょっと気になったのでオフで当たった対戦相手のKPデータと選出回数等を出してみました。バンギラスやガブリアスと一度たりとも当たらなかったり、あまり見ないポケモンとやたら当たった気がしたので参考になるかは不明ですが…
★対戦した相手のポケモンのKP(9人中)
KP5、霊獣ランドロス
KP4、ヒードラン
KP3、リザードン、ギャラドス、クレセリア、キノガッサ、スイクン
KP2、カバルドン、ガルーラ、ライコウ、ルカリオ、シャンデラ
KP1、エルフーン、ギルガルド、カイリュー、ゲンガー、ユクシー、ニンフィア、ローブシン、レアコイル、サーナイト、ファイアロー、チャーレム、ブラッキー、フシギバナ、キュウコン、クチート、化身ボルトロス、マルマイン、ピクシー、ニドキング、フーディン
★そのうち相手に選出されたポケモンと回数一覧(※ついでに初手で出てきたのも計測)
・ランドロス5回(5/5、初手1回)
・ヒードラン3回(3/4、初手1回)
・リザードン2回(2/3、初手1回)
・ライコウ2回(2/2、初手1回)
・カバルドン1回(1/2)
・エルフーン1回(1/1)
・キノガッサ1回(1/3)
・ルカリオ1回(1/2)
・カイリュー1回(1/1、初手1回)
・レアコイル1回(1/1)
・ローブシン1回(1/1)
・サーナイト1回(1/1、初手1回)
・チャーレム1回(1/1、初手1回)
・ガルーラ1回(1/2、初手1回)
・化身ボルトロス1回(1/1)
・クチート1回(1/1)
・マルマイン1回(1/1)
・ギャラドス1回(1/2、初手1回)
・ピクシー1回(1/1)
最後にキツネの社mf運営者の皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。
次に参加予定のオフは恐らく11月15日開催(予定)の委員会オフでルビサファ発売前環境最後のオフになると思うので予定が合えば参加すると思います。
そろそろ壁構築飽きたのでなんか別の考えたいなと思っていますが、たぶんなんだかんだまた壁構築使ってそうな気もしますw
それではまた次のオフで^^ノシ
第4回関西シングルフェスタ使用構築〜ラティバシャガルーラ〜
こんにちは・。・
またまた関西シングルフェスタに参加してきました。
結果は予選5-4で予選落ち。
運に恵まれずにイマイチ勝ちきれない試合もありましたが、一応頑張って組んだ構築なので記事に残しておきます。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラティオス | 光の粘土 | サイコキネシス | 電磁波 | リフレクター | 光の壁 | 浮遊 |
バシャーモ | オボンの実 | フレアドライブ | ビルドアップ | 身代わり | バトンタッチ | 加速 |
ガルーラ | ガルーラナイト | 恩返し | 地震 | 岩雪崩 | 身代わり | 肝っ玉→親子愛 |
霊獣ランドロス | 突撃チョッキ | 地震 | ストーンエッジ | 叩き落とす | 地割れ | 威嚇 |
霊獣ボルトロス | 命の珠 | 10万ボルト | めざめるパワー(氷) | 草結び | 悪巧み | 蓄電 |
スイクン | ゴツゴツメット | 波乗り | 冷凍ビーム | 絶対零度 | 追い風 | プレッシャー |
今回は壁構築第2弾。
これまで私が一度も使ったことの無かったビルドバトンバシャが使いたくて組んだ構築。壁展開役にはバシャーモと補完の良いラティオス、バトン先は問答無用でガルーラが決定。バトン展開で勝てない構築やポケモンに対して、残りで穴埋めする形で残り3枠を決めた。見た目は完全に種族値の暴力^−;
以下個別解説。
ラティオス@光の粘土
187(252)-X-100-150-131(4)-178(252)/臆病
サイキネ、電磁波、リフ、光の壁
・C155珠ゲッコウガの冷凍ビーム確定耐え
・C222メガゲンガーのシャドーボール確定耐え
壁展開要因。
前回はライコウバシャを使用しましたが、スカーフガブリアスやランドロスに地震されるだけでバシャバトンが成立しなくなるので今回の構築では浮いてるラティオスでの採用。それでもスカーフ逆鱗が一貫してしまいますが、一応後述するバシャーモに最低限の対策を仕込んでいます。
技は両壁と重めのフシギバナに対する打点となるサイコキネシスを採用。ドラゴン技はフェアリーというかマリルリに効かない為NG。ポンポコされただけで終わります。
最後の枠には電磁波を採用。これが強かった。
吠えるとかでもいいのですが、電磁波が無いと初手ゲンガーやゲッコウガが辛くなってしまう。
逆に電磁波さえ入れてしまえば最低でも壁片方は貼れるし、後続で簡単に処理できるようになる。
(ちなみにオフでは初手ゲッコウガの冷凍ビームで凍りました…)
他にも高耐久ポケモン等にも麻痺をばら撒ければガルーラの岩雪崩のサポートにも使える。
竜の舞メガバンギラスの起点を最低限防げるなどいいことずくしでした。
初手ゲンガーに対する回答を持たせられたので放電吠えるライコウ以上に使い易い構成だと思います。
ちなみにレートで当たる初手ゲンガーは個人的体感では9割以上初手ラティオスに対して居座ってきます。そのうちの8割がメガシンカし、守るを持っているゲンガーはその中でも2割程度です。そんなに同速勝つ自信あるんですかね^−;面白いように電磁波が刺さりました・。・
バシャーモ@オボンの実
187(252)-141(4)-99(68)-X-91(4)-135(180)/陽気
フレドラ、ビルド、身代わり、バトン
ラティオスが呼ぶバンギラス、ハッサム、ギルガルド辺りに対して強く(あくまで見た目で)壁を貼って強引に起点にしていくビルドバトンバシャ。軽めのメガバシャ偽装でもある。
弱点保険では安定性に欠ける為、試行回数と耐久力の底上げの為オボンの実を持たせた。
これによりスカーフガブリアスに逆鱗されてラティオスが突破されても、バシャーモ死に出しからの逆鱗→オボン発動→身代わり→ビルドアップ→バトンタッチの流れで最低限AB1upS2up状態でガルーラに繋げられる。
ファイアローは挑発等を考慮するとバトン展開出来るか若干怪しいが、マリルリ程度なら壁貼っていればビルドアップで十分に起点に出来る。
攻撃技はハッサムギルガルドゲンガーボルトロス辺りに対する打点が欲しかったのでフレアドライブを採用。ファイアローが憎いのでストーンエッジか岩雪崩も選択肢。とび膝蹴りが欲しいと思う場面はあまり無かった。
調整はSをキノガッサ抜きを確保し、Hぶっぱで耐久を伸ばし、余りをBに振って少しでも堅くした。
ただ、残りをAにぶっぱすることでH振りのメガゲンガーが1upフレドラで中乱数で落ちる為、Aに振った方が良かったかもしれない。
耐久は前回のメガバシャーモと似たようなものなので同じような感覚で使っていけた。
ガルーラ@ガルーラナイト
181(4)-194(252)-120-X-120-152(252)/意地っ張り
恩返し、地震、雪崩、身代わり
バトン先としてこれ以上に強いポケモンはいないメガガルーラ。
今更多くを語る必要も無いだろう^−;
一致技の恩返し、バンギラス、ギルガルド等への地震、浮いてる奴と確定圏内に入っていない奴に撃つ岩雪崩、最後に状態異常避けの身代わりというテンプレ構成で特に不自由することは無かった。
どうしても例えばオーロットなど一部の憎いポケモンが入れば身代わり枠は特定のポケモンに対するメタを仕込んでも良いとは思う。
バトン選出しないときもよく選出することになりやすいので配分は小細工せずにASぶっぱ。
霊獣ランドロス@突撃チョッキ
165(4)-186(164)-111(4)-X-111(84)-157(252)/陽気
地震、エッジ、叩き落とす、地割れ
・C167眼鏡ライコウのめざ氷確定耐え
・C177珠ボルトロスのめざ氷確定耐え
バトンパの障害となる化身ボルトロス、吠えるライコウに対する抵抗となる霊獣ランドロス。
これらを潰すだけならスカーフが手っ取り早いのだが、突撃チョッキにした理由は主に以下の通り。
・パーティ全体として特殊フェアリーが一貫しており、ニンフィア、サーナイト等と撃ち合いたい。
・後述する追い風スイクンと合わせてバンギランドルカアロー構築に対するメタ。
・電磁波と格闘技に対する耐性からガルーラに代わるバトン先の候補に場合によってはなり得るので拘りたくない。
これらの理由から上をとるのではなく1発耐え忍んで反撃するスタイルをとった。
メインウェポンの地震、耐久無振りのボルトロスを落とす為とバトン先候補として火力重視でストーンエッジ、クレセリアへの打点と範囲を広げる為、叩き落とす。H227B189クレセリアはA2UP叩き落とす2発で落とせる。最後に地雷要素ではあるがバトンパが止まってしまう天然ピクシーやヌオーへのメタとして地割れを採用。
尚、ピクシーとは1回も遭遇しなかった模様・。・
霊獣ボルトロス@命の珠
155(4)-X-90-197(252)-100-168(252)/臆病
10万、めざ氷、草結び、悪巧み
壁状態での特殊アタッカーが欲しかったので、マリルリやスイクン等の打点となる霊獣ボルトロスを採用。相手の化身ボルトロスへのささやかな抵抗ともなる。技は本来なら気合玉を採用したいが、ラグラージやヌオーへの打点が全く無いので草結びとした。また、カバルドンも出来れば1発で落としたいので警戒されてても採用したかった。
ここは割と思考停止と自分の壁展開構築の好みからガンガン攻めていける霊獣ボルトを採用したが、相手のクレセリア等のトリル展開が予想以上に面倒だった為、挑発で妨害出来る化身ボルトロスの方が良かったかもしれない。
スイクン@ゴツゴツメット
205(236)-X-156(52)-134(188)-136(4)-98(28)/呑気
波乗り、冷凍ビーム、絶対零度、追い風
・A204珠カイリューの1舞逆鱗耐え
・A194メガガルーラの猫捨身耐え
・A200ガブリアスの逆鱗高乱数2耐え
いつもの零度スイクン。
当初は壁と相性が良く、ドラゴンを起点に出来るラムマリルリを採用していたが、ヌオーやピクシーへの重さと憎しみ、より強いファイアロー耐性の欲しさ、ビルドバトン選出出来ないときのガルーラの重さ、流行りのバンギランドルカアローへの更なる明確な回答の欲しさ等を考慮して、結局また零度スイクンに頼ることにした。6世代で最も信頼しているポケモンかもしれないw
尚、ピクシーとは…(以下略
バンギランドルカアローには壁ラティ+追い風スイクン+ランドロスの組み合わせで互角以上に渡り合えると思われる。ガルーラへのダメージ量とメガルカリオを2発で落とせるので熱湯では無く波乗り。(この数値で熱湯では乱数でしか落ちない)
ちなみに当てる自信があるならばハイドロポンプの方が強い。その場合はA146ファイアローの鉢巻ブレバ2耐えまで耐久を伸ばした方がよさそうに思う。私はハイドロポンプは当たる気がしないので不採用です^^
でもハイドロポンプを当てる自信は無いのに絶対零度当てる自信があるのは何でだろう・。・
★選出回数(全9試合)
ラティオス:★★★★★★★★(8/9)
バシャーモ:★★★★★ (5/9)
ガルーラ :★★★★★★★★ (8/9)
霊獣ランド:★★ (2/9)
霊獣ボルト: (0/9)
スイクン :★★★★ (4/9)
★総評
オフではファイアローにもマリルリにも殆ど当たらず、割とビルドバトンやりたい放題だったので選出の偏りが表れている。ラティオスは出した全ての試合で初手から出している。基本選出がそもそも圧倒的に強いのでこれはこれでいいのだが、壁構築の宿命ではあるが、どうしても急所被弾等の不慮の事故に見舞われることはあるのがやはりネック。ビルドアップを複数回積み、バトンタッチをする展開を考慮すれば通常の壁構築よりも事故率は僅かに上がるためこればかりはしょうがない。
霊獣ボルトロスの選出が0なのはまあ仮想敵に当たらなかったからだが、レートとかではそれなりに出す機会も多いように思う。
この構築で重いのはトリル構築(特に眼鏡ニンフィア入り)、化身ボルトロス、エルフーン、メタモン、襷キノガッサ、ファイアロー、レパルダス辺りでしょうか。後は不意の吠える持ちや、急所被弾(笑)この2つはどうしようもないので不慮の事故として処理します。本来ならヌオーとピクシーも重いけど対策をしまくったせいでここは全然怖くないですw
ファイアローは挑発、鬼火、剣舞、フレドラ、鉢巻等を考慮すればどれだけ対策してもいるだけで辛い。
後は絶対零度や岩雪崩などの不確定要素に依存している節があるのでその辺りが欠陥といえば欠陥なのかもしれないといったところです。催眠対策を殆どしていないところも改善点でしょうか。
一応、襷ガッサはガルーラで殴るかリフレクター貼ればバシャーモの身代わりで大体の攻撃は耐えれるので何とかなる。あくびループは抜ける手段が無いのでハマる前に殴り倒すしかない。
ざっと使ってみた感想としてはこのあたりとなります。
最後に、関西シングルフェスタ主催の皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。
また機会があれば参加したいと思います^^